らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本(アガサ・クリスティーとか漫画とか)。

 漫画の新刊がたくさん出たので楽しく読みました。

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1043
ナイス数:35

けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本感想
とてもためになった。アイテムとアイテムの間に余裕を持たせて罫線を入れたり色分けをしたりせずに流れを作ったり、世界観を伝えるために余白は便利ということがわかった。わたしはギチギチにしてしまう派なのだが、少し余白を作る勇気が持てそう。コラムがかなりためになる。
読了日:03月03日 著者:ingectar-e
クマとたぬき2【電子特典付】 (コミックエッセイ)クマとたぬき2【電子特典付】 (コミックエッセイ)感想
とてもよかった。低気圧で弱った心身に効く。ほのぼのしているけれどシビアな部分もある里山のクマとたぬきの友情物語。たぬきが行方不明になったときのクマの動揺がひしひしと伝わってくる。そのストーリーにクマの過去を絡めてくるのもとてもよい。普段の優しくちょっと変で礼儀正しいクマと子供っぽいけれど明るいたぬきのやり取りもとても癒し。今回はケヤキとスギのやり取りがとてもよかった。
読了日:03月06日 著者:
メタモルフォーゼの縁側(4) (カドカワデジタルコミックス)メタモルフォーゼの縁側(4) (カドカワデジタルコミックス)感想
しみじみよかった。同人誌即売会(コミティア)にはりきるおばあさんと、自分から言い出したものの引っ張られるようにして本を出す女子高生。静かな作品なのに読んでしまう。憧れのBL漫画家さんとは会えるのだろうか。
読了日:03月10日 著者:鶴谷 香央理
群青にサイレン 11 (マーガレットコミックスDIGITAL)群青にサイレン 11 (マーガレットコミックスDIGITAL)感想
面白かった!コンプレックスだらけだった修二の心が軽くなったと思ったら、今度は空が、続いて角ヶ谷が。角ヶ谷、暗くて偏屈だから面倒がられて、その上あの人まで登場して、気の毒すぎる…。でも誰かの苦悩あっての群青にサイレンなので、続きが楽しみ。修二は空のことも角ヶ谷のことも助けてあげてほしい。
読了日:03月13日 著者:桃栗みかん
恋と嘘(10) (マンガボックスコミックス)恋と嘘(10) (マンガボックスコミックス)感想
面白かった!途中までネット連載のを読んでいたけど、仁坂、よかったね。同性愛者の恋を否定的にではなく真正面から描いていたのがとてもよかった。ネジが真面目に向き合っていたのもよかった。それにその後はネジが思っていたような「もう必要じゃない」存在とかじゃなくてよかった。美咲のストーリーがけっこう進んで何となく見えてきた。最終回はもう少し先だろうけど楽しみ。体調がよくて溜めてた漫画をザクザク読んでいたらこんな時間になってしまった。
読了日:03月13日 著者:ムサヲ
トラディショナル ポプリ―英国の香りと彩りを味わうトラディショナル ポプリ―英国の香りと彩りを味わう感想
ポプリ熱が高いときに注文を入れて、五年くらい経った最近になって入荷メールが来てすぐに買ったもの。ポプリねえ…という気分だったが、読んだらとても楽しかった。見た目の美しいドライ・ポプリや、香りが芳醇なモイスト・ポプリ。確かこれを買おうと思ったのはモイストポプリの作り方を知りたかったからで、熱心すぎて海外のサイトまで行って作り方を知ってしまったので驚きはなかったが、レシピや英国の植物、色彩センスなどが伝わって面白かった。放置してるモイストポプリ、久々に混ぜよう…と思った。
読了日:03月14日 著者:ペニー ブラック
ダンス・ダンス・ダンスール(16) (ビッグコミックス)ダンス・ダンス・ダンスール(16) (ビッグコミックス)感想
すごいな…!潤平のコンテの内面さらけ出しまくった感も、夏姫の潤平に対する感情で溢れたコンテも…。しかし潤平モテすぎ…。夏姫以外のメンバーの名前は忘れちゃったけど、かわいい子にばかり好かれている。サシュコーやブランコの登場は流鶯以上のものを感じさせる(でも流鶯はいずれすごい成長を遂げて潤平の前に現れるんだろうな…)。ブランコの舞台の外での人格のヤバさがどう繋がってくるのか、楽しみ。
読了日:03月15日 著者:ジョージ朝倉
春にして君を離れ (クリスティー文庫)春にして君を離れ (クリスティー文庫)感想
読みながら、自分を含む周りの色々な人たちの顔か頭のなかをよぎった。自分は本当に人を愛せているのか。本当にひとりぼっちではないのか。ロドニーと再会したときのジョーンの二択。普通の人はこうだよな。旅というのは人を改めさせるけど、元の環境に戻ると元に戻ってしまうのだろう。ミステリじゃないアガサ・クリスティー、とてもよかった。
読了日:03月21日 著者:アガサ・クリスティー,中村 妙子
レイアウト、基本の「き」レイアウト、基本の「き」感想
趣味の本のついでに買ったデザインの本だが、ものすごくためになった。同人誌を作ることが多いのだが、文章の組み方、写真の生かし方など今まで見よう見まねにしなければならなかったことが詳しく書いてある。デザインを元々していた人にも発見がある作りの本ということで、これからも役に立ちそう。
読了日:03月25日 著者:佐藤直樹,ASYL

読書メーター

 

 漫画はどれもすごくよかったですね。気軽に読める作品ばかりじゃないけれど、心がすっきりするような感動を与えてくれます。大体陰キャ陰キャなりに頑張る話だと今気づいてちょっとびっくりしました。

 

 「ダンス・ダンス・ダンスール」は自分の内面をさらけ出してコンテンポラリーダンスを披露するコンテスト回でしたが、なかなか迫力ありましたね。潤平のバレエに対する情熱はすごいです。渇望がヤバいです。わたしもこんな風に小説を書きたいですね。

 

 デザインの本2冊(「けっきょく、よはく」と「レイアウト、基本の「き」」)、とてもためになりました。わたしはちったあわかってるのよ、基本はそこまでいらないわ、となっていたところを「基本の「き」」で改められましたし、「けっきょく、よはく」では余裕ある紙面を作る勇気をもらいました。デザインで要素をぎっちりにしないようにするには、勇気が必要なんですよねー。

 

 「トラディショナル ポプリ」は英国の植物があまりにもこちらのと違いすぎて、ほー、外国、って感じでした。ポプリの作り方は知ってるのでいいんですが、そっちのほうが興味深かったです。雑草みたいなのはあんまりわからないですもんね。

 

 唯一の小説「春にして君を離れ」(アガサ・クリスティー)は、気分転換とか息抜きとかで読み始めたのですが、面白いので一気読みでした。気づきは得られたんだけど、普通の人間である自分を恨んでしまいますね。

 

 なかなかいい月でした。体調は思わしくなかったのですが、読了数は少しこなせましたね。

 今月は三冊ほど読み終わりそうなところです。まずは読み終わったやつ。

永遠の森 博物館惑星

永遠の森 博物館惑星

 

 「博物館惑星」、地味な作品かと思いきや、本全体ではしっかり構成ができていて、読み終わるころには壮大で未来的な面白さを感じました。

 

 「BEASTARS」はラストの展開が作品の方向転換を感じさせたので不安でしたが、とりあえずタイトル伏線回収と、ジャックとの友情回でとてもよかったです。わたしはずっと板垣先生のファンだ!

 

 で、今読んでる作品がめちゃくちゃ面白い。

ピエタとトランジ <完全版>

ピエタとトランジ <完全版>

  • 作者:藤野 可織
  • 発売日: 2020/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 女の子同士のバディもの。こういうの、けっこう皆求めていたと思うんですよね。天才で優等生風の見た目のトランジが探偵で、ギャルでアホなノリのピエタが助手。殺人事件が身の回りで起きてしまう体質なのもいい。探偵らしい。続きが気になるけど昨日から読みすぎなのでちょっと一旦読むのをやめて落ち着いてます。頭の中に文字がいっぱい……。

 

 大変な世の中ですが、本は催促せずにただじっとわたしたちを迎え入れる用意をしているから、楽しんでいきたいですね。