らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

今年の読んだ本ベスト20。

 久しぶりのブログとなりました。ではでは今年の読んだ本ランキングを。

bookmeter.com

 

 中国SFがわりと強い一年でした。と言っても、アンソロジー「折りたたみ北京」とケン・リュウとSF百合アンソロジー「アステリズムに花束を」くらいですが。今年もそんなに読めていないですね。積ん読ばかりが溜まっていって、焦ることが多い一年でした。Kindle買ったのもデカい。kindle本ばかり読んでしまって、紙の本が全然減らない。kindleで買うのはお試しとか一番読みたいわけではない本とか、そういうのばっかりなんですけどね……。

もののあはれ (ケン・リュウ短篇傑作集2)

もののあはれ (ケン・リュウ短篇傑作集2)

 
アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

 

 印象に残った本としては、「うつくしい繭」「零號琴」「熊本くんの本棚」「百島王国物語」「あるあるデザイン」「荊の城」が挙げられますかねえ。

 

 「熊本くんの本棚」「百島王国物語」は、ネットで読んでひっくり返った小説の(あるいはそれを元にした)商業本なのです。本になる前から好きだったので思い入れ深いです。

 「熊本くんの本棚」は語り手の女の子と熊本くんとの恋愛要素はなく、親子の確執、宗教などが絡んで強烈な作品となっております。去年の大晦日から元旦の明るくなる前まで、ずっと読んでたもんね、わたし!

 「百島王国物語」は何年も推しのネット作家さんの渾身のファンタジーだから、めちゃくちゃ面白かったです。ある男性と女性の、切っては切り離せない、ただ恋愛関係とは言い切ってしまえない関係を描いた壮大な作品。続編あるのかなあ。ファンタジーでこんなに楽しみなの、初めてなのですが。

 

 「うつくしい繭」はSF作家の飛浩隆さんがおすすめしていた新人作家さんの最初の作品集です。才能の塊! すごいなあ。表題作がすごく好きでした。振り返れば奴がいる的な……(古い……)。この方も次の作品が楽しみな、作家買いしそうな作家さんです。

 

 「零號琴」は分厚くて東京旅行でも持ち歩いてたけど読み切れずな記憶がありますが、とうとう読み切ったときのすっきり感は忘れられないですね。壮大なSF作品。ラノベ的なノリでわたしが読みなれない出だしなんですが、やっぱり飛浩隆作品、そこからはすごかった。ラストあたりはけっこうぞっとしましたよね。

 

 「荊の城」は韓国映画「お嬢さん」の原作らしいですが、けっこうえぐかったですよね。でも寝る前の布団の中で一気読みしました。kindleで。こういう女性主人公の歴史もの、ハマりそう。「忘れられた花園」もすごくよかったし。「湖畔荘」も買わな。

 

 「あるあるデザイン」はかなり同人誌のデザインのヒントになりそうです。うふふ。

うつくしい繭

うつくしい繭

 
零號琴

零號琴

 
熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

 
百島王国物語 滅びの王と魔術歌使い (星海社FICTIONS)

百島王国物語 滅びの王と魔術歌使い (星海社FICTIONS)

 
あるあるデザイン〈言葉で覚えて誰でもできるレイアウトフレーズ集〉

あるあるデザイン〈言葉で覚えて誰でもできるレイアウトフレーズ集〉

 
荊の城 上 (創元推理文庫)

荊の城 上 (創元推理文庫)

 
忘れられた花園〈上〉 (創元推理文庫)

忘れられた花園〈上〉 (創元推理文庫)

 
湖畔荘 上

湖畔荘 上

 

 

 さて、わたしは来年公募に出すとか出さないとか思ってます。まだ悩んでますがとりあえず改稿は順調に進んでいます。これを改稿しているのですが結構はちゃめちゃな作品で、めちゃくちゃびっくりしました。間違いだらけ……。間違いを正すだけでも大変だし、物語の筋を変えるのもわりと大変。でもまあ、来年正月から最終章を書くし、間に合いそうな気はします。ドキドキ! この作品です。

kakuyomu.jp

 しいたけ占いでは来年上半期は「狩人モード」なんだそうですわたし。色々狩っていくぞ。