らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 先月はわりと読んだような。

 

10月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:620
ナイス数:36

Deep Clear 「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」小花美穂 特別番外編 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)Deep Clear 「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」小花美穂 特別番外編 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)感想
こどものおもちゃの続きが十何年ぶりに読めると今日知り、さっそくダウンロードしてみた。羽山の心中を読んだ瞬間は本当に涙が出て来た。Honey Bitterも昔ちょっと読んだことがあるけど、こどちゃ以外の多くの小花作品のトーンを強く引き継いだ、小花作品の王道みたいな作品だったので、それに合うのか心配だったけど、こどちゃも同じムードを持っていたりするので杞憂だった。直澄くんはちょっと悲しい気持ちになったり驚いたりしつつも、幸せになってほしい気持ちに。こどちゃの続きらしい明るさと苦さを含んだ内容で、大満足だった。
読了日:10月17日 著者:小花美穂
昭和元禄落語心中(3) (KCx)昭和元禄落語心中(3) (KCx)感想
以前ダウンロードした分をやっと読んだ。2巻まではさほどでもなかったけれど、八雲師匠の若いころを描いたこの巻はとてもわくわくする。隠された真相に近づくからだろうけれど。保守的な落語会と豪放磊落な助六。そして落語をもっとやりたいからと師匠に従順な菊比古(八雲師匠)。何だか辛い展開になってきた。助六には破滅の未来しか見えない。続きが気になってきた。
読了日:10月23日 著者:雲田 はるこ
或る少女の死まで (青空文庫POD)或る少女の死まで (青空文庫POD)感想
スマホで軽く読める作品を探して青空文庫で見つけた。色々気になる部分はあるが(一人目の少女の死がさらっと流されたことなど)、惹きつけられる作品だった。詩人の、作品が世に出ずに苦しい生活をする日々の、二人の少女の挙動や目を通しての清純・汚れについての思考が繊細で読みごたえがあった。現代文学慣れしているので、主人公を殺そうとした相手の額をカチ割ったのは一人目の少女だと思ってたけど違った。さすがにそれは作品の趣旨から外れてしまう。一気読みした。面白かった。
読了日:10月23日 著者:室生 犀星
ドレスドレス感想
鋭利な狂気(凶器ではなく)という印象の短編集。血は出ないし死体もない。なのに何だか自分の狂気を包む膜をそっと撫でられたような奇妙な心地がする。表題作は笑ってしまった。ラストの甲冑呼びはものすごく笑える。でも女性の流行に疎い男性の、女性の流行に対する気持ちなんて主人公が感じているもののようなものだろうなあと思った。「私はさみしかった」のいたいけな子供と大人になっての悪意や汚れとの対比は、昨日読んだ犀星の「或る少女の死まで」を思い出した。藤野可織、他にももっと読みたいなあと思った。
読了日:10月24日 著者:藤野可織

読書メーター

 

 そんなに読んでなかったですね。でも活字の本を二冊も読んでいたとは驚き。近頃全然読む環境じゃなかったですから。藤野可織の「ドレス」はとてもよかったです。

 

 今日続きを読もうと思ってる本。

零號琴

零號琴

 

 これはかるいノリだけど、かるい作品ではない予感! 何よりめちゃくちゃ分厚いし! メインらしい二人の登場人物が魅力的です。出だしは惹きつけられます。軽い気持ちだったのに、開いた瞬間から惹きつけられ、何ページか続けて読んでしまいました。続きはカフェで読んだけどちょっと集中力の問題で30頁しか読めなかったなあ。今日明日の休みで進めたいです。

 

 寒いので読書する場所が限定されますね。日曜日は出かけるのがしんどくて引きこもってしまう。だから家で本を読もうと思います。50頁くらい進められればいいなあ。