らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 先月は漫画オンリーです。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:4099
ナイス数:128

きょうは会社休みます。 1 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 1 (マーガレットコミックス)感想
何となく読んでみたらけっこう面白かった。主人公と歳が近いのでそれなりにその葛藤などわかる。主人公が33歳の割にはかわいい感じだけど、あんまりリアルな33歳にしたらそれこそ破滅の未来しか見えないのでこれでよかったのかなという気がする。一回り下の大学生といい感じになってしまう話なんだけど、中原アヤの「ダメな私に恋してください」みたいに財布にされなかっただけでも御の字…と思ってしまうタイプなので、最後まで読むかどうかは2巻か3巻までの展開によるかな。
読了日:08月06日 著者:藤村 真理
ダンス・ダンス・ダンスール 9 (ビッグコミックス)ダンス・ダンス・ダンスール 9 (ビッグコミックス)感想
面白かった!明日最新刊が出るのにこの9巻を読んでいないことに気づいて読んだらめっちゃくちゃに面白かった。バレエにおける基礎の大切さにようやく気づく潤平。自分のよさも知り、いざバレエコンクールへ。彼女の黒沢は確かにお胸が大きくて色っぽくてかわいいだろうけど、まだ前の彼女のことをちょっと引きずってるし彼女も動揺している様子。夏姫も明らかに潤平のことが好きだし、バレエ界隈だけでなく様々なところに女の子とのフラグがある潤平はモテるのもわかる。ただこのオチ!いっそ夏姫含めて三人でグランプリを獲ってほしい。
読了日:08月08日 著者:ジョージ朝倉
きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)感想
なにも考えずに楽しめるようになってきた。花笑の純粋さや物語の純愛っぷりは、結構いいものだ。でも三階のCEOに赤面するのはうかつすぎると思う。波風立たないのも物語として飽きやすくなってしまうとは思うけど。この三角関係で進んでいくのかな?後輩の女の子が絶対に口を滑らせるので、そこから色んなことが掻き乱されていくのだろうか。現代が舞台の恋愛もののマンガが久しぶりなので、わりといいものだなあと思ってる。
読了日:08月08日 著者:藤村 真理
少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)感想
世界の終末に、少女二人が食料や燃料を補給しながら旅して回る話。ブックパスのお気に入りに入れていて忘れていたけど、読んでみたら面白かった。漫画では一般的なモノクロの紙面がこんなに似合う漫画があっただろうか。淡々としたチトとユーリが古代のドイツ車に乗って旅する様子は何だかほんのり楽しいが、ほんのり寂しい。食いしん坊で呑気で詩人で銃を持つユーリと、実際家で真面目で本が好きで仕切るほうのチトは、いい組み合わせだ。地図を作って回っているカナザワ以外の人間にも会えるといいな。
読了日:08月12日 著者:つくみず
きょうは会社休みます。 3 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 3 (マーガレットコミックス)感想
恋愛における結構普通のことを、33歳になって初めて経験していく主人公。わりと穏やかな日常が過ぎていくので、読み終わるころには内容を忘れる感じ。でもまあまあ心地よく読める。同い年くらいの朝尾と恋人の田之倉がそれぞれ能力高いのは少女マンガって感じだなあ。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 4 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 4 (マーガレットコミックス)感想
自己肯定感が増していく巻。同棲しようとかしないとか、他の男にプロポーズされたとかされないとか、のろけを聞かされている気になってきた。でも面白いです。主人公のお父さんがなかなかいいキャラ。バカみたいなお父さんだけど現実にいそう。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 5 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 5 (マーガレットコミックス)感想
急にとんでもない展開に。新人君が入ってから色々とヤバい。でもあのまま順調なお付き合いを見せられていても途中で飽きてたかも…。ラストが危険な香りなので、続きが楽しみ。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 6 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 6 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さんが結構マジっぽいのがまた。少女マンガだなあ。結婚するとかしないとかの話になってきたけど、田之倉君とはぐれて自分の進む(人生の)道が見えなくなるシーンはよかった。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 7 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 7 (マーガレットコミックス)感想
急激に面白くなってきた!波乱こそが恋愛マンガの醍醐味!朝尾がどう動くのかわからないけど、簡単に赤面する花笑はけっこうちょろい気がする。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 8 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 8 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さんかわいそーーーー!ずっと満たされてる田之倉君より朝尾さんのほうに感情移入し始めた。花言葉がやたらめったら切ない。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 9 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 9 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さん、かわいそうだったなあ…。でも与える恋愛しかしてこなかったから今の状況なのかも。早く氷見さんとくっついて幸せになってほしい。あと瞳ちゃん実はいい子。花笑をバカにしつつも好きだったんだなあ。それにしてもここからまだ四巻も続くのか、と思い始めた。朝尾さんと決着ついて田之倉君と幸せに、で終わるわけにはいかないのか。新しい部長めっちゃ怖いしどうなることやら。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 10 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 10 (マーガレットコミックス)感想
厳しい上司とのやり取りがずっと続く巻。面白かったけどまだ続くのか…?このマンガは人生論みたいなのをぶちこんでくる作品だけど、如月部長みたいなのが出てくると、何か違う気も…。結婚式まであと三巻ということ…?
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 11 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 11 (マーガレットコミックス)感想
歯科衛生士の子といい、内気で田之倉君のことを好きな国見さんといい、こじらせた女子が山ほど出てくる。国見さん、何となく応援したくなる。当て馬だろうけど。最後に登場した朝尾さんに大喜びしてしまったので、わたしは朝尾さんが好きなんだな…。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 12 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 12 (マーガレットコミックス)感想
国見さん、期待を裏切らない病みっぷり。桐野さんもヤバイことしてるし、色々すごいなー。朝尾さんはすっかりいい人枠に…。未練たらたらじゃないところが素晴らしい。次で最終巻。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)感想
いやーよかったよかった!国見さん(と桐野さん)がプ女子になってよかった!みんな幸せで大団円!
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
ダンス・ダンス・ダンスール (10) (ビッグコミックス)ダンス・ダンス・ダンスール (10) (ビッグコミックス)感想
流鶯にかけられた母や祖母の呪いが解けつつあり、千鶴さんに「ありがとう」と言える強さを身につけたことに感動する。バレエを尊重するロシアでなら輝けるかもしれない。がんばれ流鶯。一方潤平はコンクールで間違いのない演技をし、流鶯に「下手くそ」と言われてしまう…。確かに演技はできる範囲で抑えられ、輝いていないのはよくわかった。流鶯の「ザマァミロ」という気持ちで踊るバレエと、潤平の「バレエが大好きでたまらない」気持ちで踊るバレエ、両者を同時に見られるときがくるのはまだ先だろう。
読了日:08月17日 著者:ジョージ朝倉
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)感想
何となく読み始めたらとても面白かった。紙面がごちゃっとしてるのでわかりづらい気がして途中でやめようとしたけど、読み続けたらいい作品。家族を二度も失った桐山零が、やむを得ず自らの道とした将棋に関わりながら、ずっと人間関係などで悩み続けていく話。零は暗いし笑わないけど、何だかとても共感してしまう。辛いだけの人生を歩んできた零が、幸せになれるといいなあ。他の登場人物も色々と訳ありで気になる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)感想
零の叫びが心を掻き乱す巻だった。誰もが事情や弱さを持っているこの作品、弱さを盾に他人のせいにしちゃいけないよなあ…。でもそれが弱さか。だんだんこの作品のリズムというか空気というか、そういうものに馴染んできた。続きが気になる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)感想
おお、零が将棋と向き合い始めた。がつんと頭を殴られたような気にさせてくれる強い、正しい大人って大事だなあ。島田さん、最初は零のフィルターで地味な人に見えてたけど、今はかっこいい。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)感想
名人と対局する島田さんを通してとはいえ、トップの世界がかいま見えて熱い展開。これで零も一皮むけそう。楽しみ楽しみ。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)感想
「ロボットみたい」と言われてきた零が、段々人間らしく変わっていく。ひなたちゃんの言葉にはわたしも救われたなあ…。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)感想
いい話だ。零が優しくなっていくのも自分のことばかり考えなくなっていくのも、何だかわたしが救われる。新人王を獲れたのは不純な動機でも、前進するに必要なものだったと思う。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)感想
ついに宗谷名人と対局!ひなたちゃんのいじめも収まったしよかったよかった。しかしいじめる側の闇も怖いなあ。人を巻き込むし…。新しい担任が強い人でよかった。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)感想
柳原さんの闘いよかったなあ。年齢を重ねてもう無理というところでの最後のひと踏ん張り。こういう人は尊敬に値する。宗谷名人と対局した名残にふわふわとなる零もよかった。宗谷名人は才能と引き換えに現実との繋がりをほぼ失っているみたいなものだなあ。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)感想
土橋さんが対局に集中しすぎてロボット状態のままページが進み、こんな人なのかなーと思ってたら対局が終わると人間らしい人に戻っていたので、トップ棋士って化け物揃いなんだな…と思った。実際もこうなんじゃないかと思わされる。土橋さんの描写は特にリアリティーを感じる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ

読書メーター

 

 「ダンス・ダンス・ダンス―ル」の最新2巻よかったです。ぶわーっと才能や芸術に中てられる感覚、漫画なんだけど現実のように感じられる。男子のバレエ漫画で、バレエ観たことないけど、すごい! となりますよねー。すごい才能を目にしたとき、わたしたちは無力に立ち尽くすことしかできないのだ。

 

 「少女終末旅行」は、心乱されているときに読むのに向いていそうな漫画でした。世界の終わりを二人の少女が古代のドイツ車に乗って旅をするという話。淡々としているけど何だか心地よかったので、ウェイウェイな気分じゃないときにまた続きを読んでみうと思います。

 

 「きょうは会社休みます。」は、ちょっと退屈しつつ、主人公カップルに飽きてきつつ、主人公に横恋慕している朝尾さんが出るとテンション上がりつつ、な漫画でしたねー。読み終えてみれば朝尾さんにしか愛着がない。朝尾さんには幸せになってほしいです。

 

 「三月のライオン」は将棋漫画。作品名は知っていましたが、ここまですごい作品だとは思わず。孤独とかそれ故の世間知らずとか他人の気持ちを推し量れない自己中さとか、自分にぐさぐさ刺さって来る作品。でもそこから主人公がいい方向に進んでいくし、周りの登場人物たちがとても味のある「人間」なので楽しく読めましたね。いじめの話が印象的。あと柳原氏が主人公の回がじんと来ましたね。引退した仲間から託されたたすきの話。ただわたしには柳原さんと会長の区別がつかなんだ……。

 

 漫画ばかりでしたがなかなか濃いひと月でしたね。今月は「BEASTARS」の新刊が出たし(地方なのでまだ買ってません)、来月は「宝石の国」と飛浩隆「零號琴」が出るし、作品が目白押し。飛浩隆はもう少し積ん読減らしてから読もうぜと思ったけど、編集者の方が大絶賛しているから買わざるを得ないだろうよ。前に出た飛浩隆本は批評が主だったので、こっちを先に読もうかなーと思ってます。

BEASTARS(10)(少年チャンピオン・コミックス)

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宝石の国(9) 特装版: プレミアムKC

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 おっと「零號琴」は作品名すらちゃんと出ないですね。でも楽しみです。

 

 今読んでるのはこれです。

紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)

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  中国人作家の作品集。最初の表題作が泣かせる。スタバで涙をこぼしそうになりました。中国人作家ならではの作品がたくさん入ってます。わたしは世界中の皆が「わたしの話だ」と思う無国籍な作品より、こういう作品のほうが好きかもしれないです。表題作はオリガミスト(折り紙愛好家)を喜ばせる折り紙小説でした。この本は日本だけの編集で出た本らしいですね。このシリーズの次の本は「もののあはれ」だし、次まで楽しみな作家です。今のところ短編二作しか読んでないけど、ケン・リュウ氏当たりです。

 というわけで、今月も読んでおります。