らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 山尾悠子の「飛ぶ孔雀」を読み終えられたのはとても嬉しかったです。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:963
ナイス数:27

はっか油の愉しみはっか油の愉しみ感想
ハッカ油の使い道に困っているので買った。ハッカ水でうがいするのはいいと思うので真似しよう。でもあとのレシピはわたしには向いてない。シャンプーや洗剤まで作るのはなあ…。あと、この著者のポジティブすぎる思考についていけず、エピソードページは早々にリタイアしてレシピだけ読んだ。
読了日:07月01日 著者:前田 京子
BEASTARS 9 (少年チャンピオン・コミックス)BEASTARS 9 (少年チャンピオン・コミックス)感想
よかった。犯人にも犯人の苦しみがあるんだなあ。友情とは。自分の全てを受け入れてくれる人がどこかにいると錯覚してしまうのが思春期ということだろうか。冒頭に衝撃の事件。信頼されているレゴシはさすが。レゴシの血筋がとても気になる。あとハルと触れ合うジュノとブラジャー丸見えなのにTシャツで鼻水を拭くハル、は両者のよさが出たいいシーンだったなあ。ハルとルイはどうなっちゃうのかな?気になるラスト。気持ちをざわざわさせるのがこの作品の特徴だけど、今回はざわざわだけで構成されている感じ。しっぽブンブンレゴシがかわいい。
読了日:07月13日 著者:板垣巴留
王国物語 1 (ヤングジャンプコミックス)王国物語 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
雰囲気があって面白かった。双子の兄弟の話と王と側近の話。ファンタジーや異国情緒を楽しむ作品で、ストーリーはシンプル。でも色々想像が膨らむ良作。続きが楽しみ。
読了日:07月23日 著者:中村 明日美子
LIMBO THE KING(4) (KCx)LIMBO THE KING(4) (KCx)感想
めっちゃくちゃに面白くなってきた。トラヴィスの企み、LIMBO内での戦い、ルネの過去。ルネとアンジェラの関係がとてもよかった。アンジェラ、結構年上だったのね。もうひとつ年の差関係があって、少女ダイバーのゾエとそのコンパニオンのセスの関係もとてもいい。ゾエはセスを信頼してるだけという感じだけど、セスのゾエに対する執着は何かすごく好み。しかしひどい企みだ。ルネが人間不信なのもわかる。
読了日:07月28日 著者:田中 相
群青にサイレン 8 (マーガレットコミックス)群青にサイレン 8 (マーガレットコミックス)感想
三年生が抜けて、新入部員が続々。チャラいアベレージバッターに修二のピッチャーとしての能力に期待して入ったキャッチャー経験者(しかも上手い)。空とバッテリーを組んでキャッチャーとしてやってきたいと思っていたのに、また揺さぶられる。うじうじ修二は確かに協調性はないけど、このうじうじ感はすごく共感してしまう。新しいキャッチャーにピッチャーやってみろと言われてヒステリックに拒否してしまうのも、色んな苛立ちが共感できてこっちまで痛い。角ヶ谷も色々あるんだろうけど、ずっとジト目だったなあ。何が理由なのか。
読了日:07月28日 著者:桃栗 みかん
飛ぶ孔雀飛ぶ孔雀感想
すごく面白かった。が、ほとんどわかっていないのではないか。面白く感じたのは物語のしっぽに必死でしがみついていたからで、手を離したら全くわからない類いの物語ではないか。第一章の女たちが主人公の物語から、KとQの男たちが印象的な二章への繋がりはおぼろげなものだと思うのだけど、それでも繋がっていると思える不思議。多分多すぎる登場人物(特に女たち)の名前もちゃんと覚えていないのだけど、それでも面白かった。脳みそがよく運動した感じの読書。
読了日:07月29日 著者:山尾 悠子

読書メーター

 

 「はっか油の愉しみ」は正直合わなくて買ったことを後悔した本ですが、まあいいや。勉強代ってことで。

 

 「BEASTARS」は本当によかった。動物たちの食う食われると人間的な青春が混ざり合うとこうなるんだなという化学反応の結果というか。レゴシは肉食動物を悪と捉えがちな面がありますが、他の肉食の仲間たちのいいところがたくさん出てきている最近ですし、きっとそう考えなくなるんだろうなと思います。悪とか正義とかじゃなく、もっと違う方向に物語は転んでいくんじゃないかなー。

 

 「王国物語」もよかったです。絵も美しいしストーリーも毒があって耽美。導入部って感じですが、双子の王の話に宦官風の侍従の話となかなか面白い。コマ割りやセリフがやかましくないのに雄弁に語る感じで、さすがは中村明日美子って感じです。続き、買います。

 同時発売の「Aの劇場」は近くのTSUTAYAにはなかったので諦めました。大型本持ってるし、まあいいかと。小さいほうが読み返しやすくていいとは思うのですが、本棚もパンパンだしねと。

 

 「LIMBO THE KING」は正直今まで舐めてましたという感じ。とても面白いです。勢いがどっとついてきました。他人の記憶の世界に飛び込んでトラウマに対処する場面がよくあるのですが、消してしまってはいけないんですね、トラウマ。トラウマもその人を作っている大事な要素の一つだし、確かに消してはいけない気がする。

 今回は周りの策略に陥れられる回。いいところで終わってしまいました。作者の田中相さんのTwitterによると8月7日からコミックDAYS(アプリ。サイトもあり)で連載スタートみたいです(無料だったかはわからないけど)。雑誌ITANが休刊みたいで。雑誌は読んでなかったけどITANの作品をたくさん読んでいたので寂しいな。明後日を楽しみにしてます。

 

 「群青にサイレン」もまた新たなうじうじモードに入りましたが、これぞ修二ですね。うじうじするのが青春だ。相変わらず退屈しないうじうじで、角ヶ谷もじっとり修二を見つめてくるし、皆大変だなーと。先輩たちも色んなコンプレックスと戦っていて、乗り越えられないまでもあがいているのがとてもさわやかだなーと。続きが楽しみ。

 

 「飛ぶ孔雀」はもうややっこしくて覚えてないし、作者もストーリーを覚えてね! って感じでもないので気にしていないのですが、面白かったです。脳みその運動です、まさに。不細工なPはどこ行ったんかなあと思ったら、第一章のみの登場人物だったのかなあと。BとかGとかKとかQとかタエとかトエとか覚えらんないって! と思いつつも何となく覚えて最後までどうにかしがみつくことができました。これは再読しないとわからないけどしばらくはそんな気力ないです。

 

 今はこれ読みたいなと思って用意してます。積んでたやつ。

ドレス

ドレス

 

 狂気が溢れる帯とかとてもいいですよね。表紙も好き。何より藤野可織は「おはなしして子ちゃん」でわりと好きになってます。期待。

 あとこれも読みかけてます。

If Only

If Only

 

 英語の勉強として読んでます。三十代の始まりだからこそ、何か頑張っておきたいなあと思い。

 翻訳されて「さよなら、ママ」という本になってるみたいです。母を喪った女の子が、ママの好きだった日本を旅して癒される話。

さよなら、ママ

さよなら、ママ

 

 洋書を読み切れなくて諦めたときは翻訳がある、というレベル最低の闘争心でがんばります。