らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 先月は漫画だけどちょっと読みました。ミステリ小説も読んだので、ちょっと充実感があります。

 

2月の読書メーター

読んだ本の数:4
読んだページ数:1202
ナイス数:87

予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)予告殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
騙されたー! わたしは完全に騙された。ネタバレになるから書かないけど、色々な意味で騙されました。 穏やかな田舎町で起こる、遺産相続を巡るミステリ。わたしはあの人が好きだった。なのに騙されました。 哀れな人がたくさん亡くなるけど、最後はちょっと笑えるというかホッとする感じになるので、老嬢マープルもののこの作品はおすすめです。
読了日:02月04日 著者:アガサ・クリスティー
文庫 ぼのぼの 11 (竹書房文庫)文庫 ぼのぼの 11 (竹書房文庫)感想
十年ぶりくらいに続きを読んだ。久しぶりすぎて変な笑いが出る。ぼのぼのが自分そっくりな子に会う話、ヒグマの大将が森に帰ってくる話がよかった。コウモリの話のオチもよかったなー。スナドリネコさんがアライグマくんやシマリスくんにとっては「またスナドリネコさんかよ」という対象になってしまっているのに驚いた。確かに今までぼのぼのたちのちょっとした疑問に全く答えてくれなかったけど…。でも守ってくれる大人ではあるので、スナドリネコさんは相変わらず尊重はされてると思う。最後のフェネギーくんの疑問の答えもよかったな。
読了日:02月14日 著者:いがらしみきお
乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)感想
何度も涙ぐんでしまった。アミルとカルルクの年の差カップルはホントにいいねえ。アミルが姉さん姉さんしないところがとてもいい。最後のあの人を送り届けてくれた男性もすごくいい人で、ちょっとしか出てないのにじーんと来た。しかしアミルのいとこジョルクはとても好み。三白眼なのに愛嬌があるなんて素晴らしい。力強く淡々と生きている19世紀中央アジアの人たちに、本当に惹きつけられる。
読了日:02月19日 著者:森 薫
文庫 ぼのぼの 12 (竹書房文庫)文庫 ぼのぼの 12 (竹書房文庫)感想
面白いなあ。アライグマくんの寂しくなる話がアナグマくんのグサッと来る一言で収まるのは何だか面白いし、ぼのぼのの断捨離話も面白い。ぼのぼのの気持ちはわかる。自分に属するものが必要なもの以外全くなくなるとすっきりする。でも捨てられない人の気持ちもわかり、ハビエルさんにも共感してしまうかな。わたしはわりと整理したりするタイプだけど。アライグマくんが考えたプレゼントゲームでの、ぼのぼのの「なんでボクだけいいの?」からの、ぼの父の「ぼのにもらったんだからたいせつにとってあるよ」がとてもかわいい流れだった。
読了日:02月25日 著者:いがらしみきお

読書メーター

 

 ぼのぼのは五巻セットで購入したんですよね~。まだ三冊残っているので嬉しいです。一気読みも考えたんですが、文庫版ぼのぼのは単行本二冊分で構成されていて、また内容の密度も濃いので、ちびちび読むのが一番のようですね。

 「乙嫁語り」最新刊はきゅんときましたねー。カルルクが年上の妻アミルにふさわしい夫になりたいと修行するのが、少年らしい純心さでよかった。アミルが姉さん女房然としていないところもいいですよね。最後はスミスの新しい展開にどっきどきでしたが、この時代うまく行くかなー、ロシアも迫ってきているし……と心配になったりしました。

 クリスティーの「予告殺人」は素晴らしいマープルものでした。老嬢マープルがいい味出してますね。そして人物描写がくっきりしていて、さすがクリスティーは描写力が違う! と感心したあの人はああいう正体でしたね~。ミステリの犯人って大抵心の弱い人がなったりするけど、これはちょっとずきっと来ました。

 

 いいひと月でした。今はシャーリイ・ジャクスンの「くじ」読んでます。これまたジャクスンが意地悪すぎてたまにページをめくるのが辛くて休んじゃうんですよね~。登場人物に対してこれっぽっちも容赦がない! 元気なときしか読めないですね。

 なので「くじ」が読めない気分のときは、ケイト・モートンの「忘れられた花園」という秘密の花園みたいなイメージらしい話を読もうかなと思ってます。上下巻で長そうですが、夢中で読めるのではないかという期待感があります。

くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

くじ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 
忘れられた花園〈上〉 (創元推理文庫)

忘れられた花園〈上〉 (創元推理文庫)

 
忘れられた花園〈下〉 (創元推理文庫)

忘れられた花園〈下〉 (創元推理文庫)