らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

今まで作った表紙デザインをまとめてみる(Inkscape時代)。

 私は去年、Inkscapeというフリーソフトに出会いました。これは表紙を作るにはとてもいいソフトで、トンボをつける機能もあるし、模様とか作り放題だし、何よりGIMPよりは使いやすいしで今のところ最高です。ゆくゆくはIllustratorを使って同人誌の表紙を作ったり色々してみたいのですが、同人誌即売会に生身で出る勇気がなく、自分用のパソコンを持っていない私には、今のところInkscapeで十分のようです。
 デザインをやりたい人はまずInkscapeを使ってみて、自分の作りたいデザインを作ってみて、方向性を試してからPhotoshopなりIllustratorなり購入すればいいんじゃないかと思ってみたりします。デザイナーじゃないんでいい加減なことを言ってますが。
 ではこの間のzine展inBeppu3に委託した本とかを載せていきます。これは「チカの街」。不思議でシュールな感じがありつつシンプルさを目指したデザイン。なかなか実物もかわいいのですが、一冊しか売れませんでした。無念。シンプルすぎた気がしないでもないですが、すごく気に入ってます。A6。

 「はつかねずみの小説家」。これはかわいさを前面に押し出しつつ、登場人物というよりはキャラクター的な顔をアピールするため主人公のピイの顔を出しました。背景は主人公が住んでいる赤い屋根の家の屋根のイメージです。A6。

 これはA5中綴じ本で、「まなこ閉じれば光」。一番売れました。上の二つはオリジナルの製本方法で作って手間がかかっているのですが、やっぱりオードソックスな作りのほうが手に取るにはいいのかなあって感じです。Twitterでアンケートまで取って、これはデザインでは一番人気だったので、デザインも一番まとまっていたりしたのかもしれません。ちなみに二番目は「チカの街」か「はつかねずみの小説家」だったような。曖昧です。

 自分でも一番よくないと思うのが歌集(A6)。つまらないしださい。次はもう少しかっこよくしたい。フリー素材のきのこの写真は素晴らしいと思うので、私のデザイン力不足ですね。

 zine展には前の記事の「チカの街 他一篇」も出したのですが、全く売れませんでした。デザインの問題もあるけど、「チカの街」が二種類あるのは書い手の混乱を招くようです。上の「チカの街」単体版まであまり売れなかったのはそのせいかもしれません(ということにしておこう)。

 そして、最近作ったWeb用の作品の表紙。Web用で小さく表示されたりするので、作者名は入れてません。小さくても色とか模様とか、何か惹きつけられるものをかけたらいいなあと思い、これにしました。あと私は模様系の本の表紙が大好きなので、写真など一切使わないデザインにしました。
 最近の記事に載せていますが、まずは「蜂蜜製造機弐号」。

 恋愛のかわいい感じを色で、華やいだ感じを花で表現しました。無地の白の部分からサーモンピンクの部分に花びらが落ち、サーモンピンクの部分から華やかに見えるのは、「恋愛したら世界が変わった」というメッセージに見えるんじゃないかな、と勝手に思ってます。そういう恋愛小説なので。
 続いて「ミーナの恋」。

 黒い猫のシルエットがたくさん並んで模様になってますが、これは黒猫が重要なシーンに登場するからです。「蜂蜜製造機弐号」と違い、恋愛の苦味は少なめなので、とにかくポップに作りました。「恋」の字は持ってるフォントではポップさが足りなかったので、自分で描きました。そういうのもありですね。背景がミントグリーンなのは、チョコミント的に黒い猫の模様に合うかも、と思っただけで、「ミントのように刺激的でどうのこうの」とかの意味はありません。

 ついでに、何となく作ったものですがSF連作集「COLORS」の表紙を。いずれペーパーバックにして売りたいなーと夢想したり。

 表紙だけ。

 以上です。最近デザインするのが楽しくて仕方がなく、小説を書く体力はないのに表紙デザインは体力を削ってやってます。六連勤後の私はぼろぼろだというのに、こんなブログ記事を書いている時点でわかります。
 いつか自分でデザインした本を売りたいなあ。
 あと、今ブックデザインの参考にしようと思ってこういう本を読んでます。

ブックデザイン ミルキィ流

ブックデザイン ミルキィ流

 面白いです。大きい本ですが持ち歩いて昼休みとかに読んでます。
 では、デザインは楽しいな、という話でした。