らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

持っている洋書の記録。

大学生のときに買った「アリス」

 この本じゃないけど「不思議の国」と「鏡の国」がセットだという点では同じなので。

 英語力が低すぎるので苦労しました。途中読むのを止めたり読みすぎて頭痛を起こしたりしながら最後まで行きました。面白かったです。やはりルイス・キャロルのギャグは原文で読んだほうが面白い。

 読みやすいし内容を知っている人も多いと思うので、おすすめです。

出だしが難しい「あしながおじさん

Daddy-Long-Legs (Puffin Classics)

Daddy-Long-Legs (Puffin Classics)

 

  これも古すぎて読んだバージョンがない。

 主人公ジュディの孤児院での様子を三人称で描いたプロローグの2ページほどは、わたしのレベルでは苦労しましたが、そのあとは手紙がずっと続くので、読みやすい少女の一人称です。好きだった作品なので楽しく読めました。ジュディが明るく元気な少女で共感しやすいのはいいのですが、あしながおじさんの病弱さが少し心配になる作品でした。

子供たちの秘密

The Secret Garden: The 100th Anniversary Edition with Tasha Tudor Art and Bonus Materials

The Secret Garden: The 100th Anniversary Edition with Tasha Tudor Art and Bonus Materials

 

  「トムは真夜中の庭で」もそういう内容で結構好きだったのですが、子供たちが庭に秘密を持って自分たちだけの世界を築く話で、一生ものの物語です。秘密の庭を世話して、植物が育っていくさま、子供たちの心が育っていくさまが丁寧に美しく描かれています。

 主人公がいつの間にか交代してしまいますが、この作品ではそんなのは大した問題じゃありません。この作品は間違いなく傑作です。

動物たちの古典絵本

Little Grey Rabbit Treasury

Little Grey Rabbit Treasury

 

 これは好き。これも日本語版で読んで、こっちに日本語版未収録の作品があるということで買いました。

 けなげなうさぎのグレイ・ラビットが、威張り屋で気取り屋の他の動物(大うさぎとリス)と一緒に暮らす話で、ビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」シリーズよりは関係がじっくり書かれています。マーガレット・テンペストによるイラストもふわふわしていてかわいい。

 文字数多めでイラストも多めなので、英語の勉強にもなるし文章が示す状況も適度につかみやすいと思います。

その他読んだ洋書、読みかけの洋書

The Tale of the Firebird

The Tale of the Firebird

 

  単純にきれいな絵なので買いました。洋書読書第一号。子供向けだと思うのですが、文章が極端に少なく簡単なので、単語を調べずとも読めました。絵は華麗だし大好きな「バーバ・ヤガー」的なロシアの魔女が出てくるので気に入ってます。

 

We Have Always Lived in the Castle (Penguin Modern Classics)

We Have Always Lived in the Castle (Penguin Modern Classics)

 

  「魔女」と呼ばれたシャーリィ・ジャクスンの作品。翻訳はめっちゃ面白いけど、こちらは停滞中。人殺しがあった家で暮らす二人の姉妹。殺されたのは姉妹の家族。にもかかわらず彼女たちは幸せに暮らしていた。けれど二人の従兄を名乗る人物がやってきて……な内容。ひたすら暗く、ダークでゴシックで楽しい作品ですし英語も平易なほうだと思うのですが(18歳の少女の幼い一人称)、いかんせん主人公が村の人に悪口を言われる場面が続いたりして、ゆっくりとしか読めない英語レベルの低いわたしにはきついものが。英語を勉強し直してからまた読みます。

 

When You Reach Me (Yearling Newbery)

When You Reach Me (Yearling Newbery)

 

  これは、読んだことのない作品なのと、英語レベルが低いまま読もうとして失敗し、お休み中の作品です。難しくないです。小学校高学年向けくらいなので。母親に不満を抱える少女が主人公。母親がちょっとやな感じです。英語はちゃんと勉強しないといけないなと思わされた作品。日本語で読んだことのない作品は物語をすくいあげるのが難しい。今は英単語の勉強をしてます。そこから始めないと読めない。

未読の洋書

 ここからは読んでない本を。

Enchanted Night: A Novella (Vintage Contemporaries)

Enchanted Night: A Novella (Vintage Contemporaries)

 

  積んでるうちに翻訳されてしまった。スティーヴン・ミルハウザーの「魔法の夜」です。翻訳はもう読んじゃった。ミルハウザーを原書で読みたいがために英語を勉強しているというのに駄目だな。

 

Grand Cahier(le)

Grand Cahier(le)

 

  愚かな心を起こして、日本語で読んで面白かったアゴタ・クリストフの「悪童日記」を原文(フランス語)で読もうと買った本。当然読めてません。簡単なフランス語で書いてあるのは確かですが、もう忘れちゃったよ、フランス語。

 

Lord of the Flies

Lord of the Flies

 

  わたしのお気に入り、ウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」原書。中学生レベルなので今のわたしには到底無理。上記のジャクスン著「We have~」のような少女の一人称なら何とか行けますが、これは三人称なのでムリ。少年たちの残酷漂流記です。表紙はおそらくピギー(登場人物の一人)だな。

 

Edwin Mullhouse: The Life and Death of an American Writer 1943-1954 by Jeffrey Cartwright (Vintage Contemporaries)

Edwin Mullhouse: The Life and Death of an American Writer 1943-1954 by Jeffrey Cartwright (Vintage Contemporaries)

 

  わたしが大好きなミルハウザーの「エドウィン・マルハウス」です。これ、読めるのか? 少年の一人称ですが、しつこいまでの描写と語り手の怜悧さがわたしの英語力を殺しに来ると思います。なので英語力が育つまで放置。少年が少年を観察するという気持ち悪くもノスタルジックな作品に似合う、かわいいデザインの本です。

 

In the Penny Arcade: Stories (American Literature (Dalkey Archive))

In the Penny Arcade: Stories (American Literature (Dalkey Archive))

 

  ミルハウザー「イン・ザ・ペニー・アーケード」です。これもいつ読めるかわかりませんが、まあ短篇・中編集なので頑張ればいけるかもしれません。わたしは翻訳で読んだ「アウグスト・エッシェンブルク」を読みたくて買いました。自動人形作りに取り憑かれた天才の栄枯盛衰の物語です。

 

The Brambly Hedge Complete Collection

The Brambly Hedge Complete Collection

 

  「のばらの村のものがたり」。これじゃないんだけど、大きなハードカバーです。ねずみの絵本。木が家になっていたり、ねずみたちがちょこまか動くさまを美麗なイラストで読める最高の絵本。すてきだったので買いました。

 

Little Grey Rabbit and Friends

Little Grey Rabbit and Friends

 

  これも「リトル・グレイ・ラビット」シリーズ。大きな絵本です。息抜きに読もうと思ってます。

 

Bridge to Terabithia

Bridge to Terabithia

 

  「テラビシアにかける橋」の原作。映画が面白かったので。

 

If Only

If Only

 

  「さよなら、ママ」の原作。多分。母をがんで亡くした少女の日本旅行記です。

大事なことはスティーヴン・ミルハウザーが教えてくれた

 ミルハウザーを原書で読みたいがために始めた洋書読書ですが、いきなり洋書に突撃しても読めないよと教えてくれました。ある程度までは英単語を勉強してから読むのがベストですね。わたしはまだそこです。

 毎日こつこつ英単語を勉強すれば、きっといつかは簡単な文章を読めるようになるし、それをきっかけに洋書読書を再開すればミルハウザーだって読める。なのでそうなれるよう頑張って単語学習をしようと思います。