らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

歌集を載せました。

 去年詠んだ短歌を集めて、「短歌2016」という歌集にしました。→短歌2016

 結構短歌にハマって長いのですが(2014年から詠んでる)、最近詠まなくなってて、気が向いて詠んでみたら結構楽しくて去年のをまとめる気になりました。

 気に入ってるのはこれ。

 真白かな 雪の降る降る地に満ちる 全てを隠し 清らに見ゆや

 重なりし 山は微かに 雪景色 神の手による水墨画かな

 降る雨の 刃物に似たる感触の柔くなりけり 梅の香ぞする

 子雀のたましひのごとちぎれ雲空に流るる父よ母よと

 空蝉の収集箱や温めた無精卵など思春期に捨て

 思春期のわたしをあの子と呼ぶくらいわたしは曇り錆びてしまった

 シリアスじゃないのもあります。

 あと、小説もやっと完結しました。何年もかけて書いていた作品二つ。

 

蜂蜜製造機弐号

 頑張って人気作を書こうと始めた恋愛小説が、いつの間にかわたしのライフワーク的に大きな作品となっていたパターン。

 子供っぽい女子高生・町田歌子が、幼なじみの浅井拓人と優等生の篠原総一郎のどっちを選ぶんだろう~なシンプルな恋愛ものにするつもりが、未熟な少女である歌子が恋愛や友情を通して成長していく結構長い成長物語となっていました。わたしは歌子とその父の和解の場面が結構気に入っています。

 思いつくまま書いたので、単調だったり冗長だったりする部分もあるため、改稿必須ですが気に入っています。確か三年三か月かけて書きました(2017年3月に完結)。この作品を書いたおかげで恋愛描写に抵抗がなくなったし、いい経験をさせてもらいました。

 

COLORS―15歳、4人の日記―

 ばらばらに書いていたSF作品(「steel gray」と「canary yellow」)が、わりと似た世界観で書かれていたので、連作集にしてこの二作に足りないものを補完して完結させてみようという試みで書いた作品集。確か上記の「蜂蜜~」を書いていた間放置していたので、四年くらい書かれずに眠っていたのではないでしょうか。

 未来に生きる四人の少年少女が、日記や記録をつけて、それをまとめたという形の作品集です。それぞれ鬱屈した気持ちを抱え、家族との関係も現代的だとおもっているのですがどうでしょう。わたしは最近書いたからか、最終章の宮岸聡一郎という少年が気に入ってます。第一章のトウジもそうですが、すごく壮絶なラストを迎えていて、心配になるくらいです。

 わたしは最後まで書いたらその先にはノータッチで考えることもあまりないタイプの作者なので、読んだ方は自由に解釈していただければ。

 2017年7月に完結しました。未完の作品が減るのはいいことだ。ただしこちらも改稿必須です。

 

 という感じに新しいカテゴリーを作ったのでこれからもたまに宣伝してみようと思います。わたしの作品は読まれないので、これくらいしないと読んでもらえずモチベーションも保てない。酒田青枝名義で「小説家になろう」に載せてあるので、よろしくお願いします。