らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 先月も引き続きたくさん読みましたが、漫画ばっかりです。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:3105
ナイス数:83

ダメな私に恋してください 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)ダメな私に恋してください 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)感想
会社は倒産し、次の仕事は決まらず、顔がいいだけの大学生に貢いでいて、人生に行き詰まってる主人公ミチコ。行き詰まりすぎてどんどんヤバい方向に進んでいくけど、自分の進むべき道を見誤ったらこんなものかもしれないなと思った。助けてくれる主任がかっこいいんだけど非現実感があるかな。まあ少女漫画って夢を描くものだから。すごく面白いわけではないけど、続きを読みたくなる魅力がある一巻でした。
読了日:07月01日 著者:中原アヤ
孤島の鬼(3)<完> (KCx)孤島の鬼(3)<完> (KCx)感想
諸戸の叶わぬ恋ゆえの哀れさが胸に迫る最終巻だった。原作を読んだときは諸戸の印象が残らなかったので、少し諸戸を印象づけるように描いてあるのだろうか。財宝を手に入れ、愛する人と結婚し、慈善事業まで始めて幸せ一杯の箕浦を隣で見ながら生きていくのは確かに酷だったかもしれない。スッキリとハッピーエンドという話ではないので、読後色々考えてしまった。
読了日:07月01日 著者:naked ape
王国の子(2) (KCx)王国の子(2) (KCx)感想
スリリングで面白い。後に女王となるエリザベス王女の周りで画策される様々なことを、退屈させずに読ませてくれる。エリザベス女王が世間知らずのお姫様として描かれているので、後のことを考えるとどんどん成長していくということなのだろう。影武者ロバートの出番は少なめだったけど、相変わらず魅力的だった。
読了日:07月01日 著者:びっけ
王国の子(3) (KCx)王国の子(3) (KCx)感想
面白くなってきた。ひたすら駆け引きが続くのだけど、ロバートの振る舞いはその中で本当に魅力的に輝いている。ジョンは絶対ああなっちゃうよな…と思うと悲惨な気分だ。
読了日:07月02日 著者:びっけ
王国の子(4) (KCx)王国の子(4) (KCx)感想
面白いー!ジョンは案の定こんな結果に。でもジェインの回想で登場し続ける。本当にある意味純粋な少年だったんだなぁ。エリザベスたちは大変なことになってきた。ロバートはうまく立ち回れるか。
読了日:07月02日 著者:びっけ
王国の子(5) (KCx)王国の子(5) (KCx)感想
エリザベスより更に世間知らずの姫ジェインが大きく変化する巻。でもジョンがしたことをまだ知らないんだよなー。どうするのかな。エリザベスに危機が近づいてきた。大変だ。
読了日:07月02日 著者:びっけ
王国の子(6) (KCx)王国の子(6) (KCx)感想
メアリ女王の影武者は濃いな。意志が強すぎて危うさ抜群。自らの影武者ロバートに恋するエリザベス。別れのキスかと思いきやそんな結末!この辺りの歴史は何となく知ってるから、ロバートの決断に驚いた。続きが気になる。
読了日:07月02日 著者:びっけ
王国の子(7) (KCx)王国の子(7) (KCx)感想
ジェイン…!何も考えてない小娘だったジェインをここまで追い詰めた王家のゴタゴタは本当に酷いものだ。そしてエリザベスとその影武者ロバートの絆が深まり、話の道筋がはっきり見えてきた。恋愛要素は薄いし悪人もすぐしょっぴかれるので華が少ない作品ではあるのだけど、登場人物が魅力的に描かれていて、エリザベスが女王になるまでの道筋を誠実につけてくれている感じがする。レンタルでここまで読んだのが申し訳ないくらい素敵な作品。次からは出てすぐに買って読みます。
読了日:07月02日 著者:びっけ
テンペスト(1) (KCx)テンペスト(1) (KCx)感想
これは力のあるフィクション!男性が滅びた世界に花咲く女性だけの世界。そこに生まれてしまった男性の主人公。思い思われていた女性に男性だと明かしてしまい、時は流れ流れ…。女性が優位で女性の価値観のみが正しい世界では、今度は男性が劣等感を抱いてしまう。劣等感の塊となってしまった主人公・姫はどうやって物語を乗り切るのか楽しみです。
読了日:07月07日 著者:阿仁谷 ユイジ
テンペスト(2) (KCx)テンペスト(2) (KCx)感想
姫がやたらかっこいい巻。姫の想い人である皇はいつかわかってくれるのかな。
読了日:07月07日 著者:阿仁谷 ユイジ
テンペスト(3) (KCx)テンペスト(3) (KCx)感想
物語の進みは遅いが、何て面白いんだ。女しか認めず男である姫を拒絶し嫌い続ける皇と、一途に皇を想い続ける姫の間にある障壁が何か惹かれるんだよな。長いシリーズだから姫と皇が再会するのすら先のことだろうなー。
読了日:07月07日 著者:阿仁谷 ユイジ
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)感想
いい。19世紀中央アジアの人々の暮らしが丁寧に描かれている。アミルの天然な感じがかわいくて、12歳のしっかり者の少年の妻にふさわしい感じ。しかし末子相続なのか。現代日本とは違うことが多すぎて、とても楽しい。2巻だけなかったので買えなかった。くやしい。
読了日:07月07日 著者:森 薫
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)感想
いい…!アミルも狩りが上手いという特技があるしきれいだしかわいいから魅力的だけど、嫁を返せと迫るアミルの家族や親類に対抗する町の人々や、アミルを守るため、剣を持った相手に立ち向かう12歳の夫カルルクがとてもかっこいい。幼さが見た目だけという魅力。これがおねショタ。いい。続きは居候のイギリス人研究者の視点に移るようだけど、それもどう描いてくるか楽しみ。
読了日:07月08日 著者:森 薫
乙嫁語り(3) (ビームコミックス)乙嫁語り(3) (ビームコミックス)感想
かわいそうなスミス!でもみんなが助けに来てくれてよかった。色々動きがある巻。色々気になる。
読了日:07月08日 著者:森 薫
乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)感想
ライラとレイリの双子たちが巻き起こす婿探し騒動。ギャグっぽい巻。落ち着くところに落ち着いて、こういうのも好きだなーと思った。色んなカップルが出てくるけど、アミルとカルルクの年の差おねショタカップルとか未だにラブラブのカルルクのお祖父様お祖母様カップルとか、どれも魅力的だ。次が楽しみ。
読了日:07月08日 著者:森 薫
乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)感想
これはよい。双子の結婚式の賑やかさがとてもよい。現地の結婚式に行ったことないなんて信じられないくらい書き込んであるなー。カルルクが鷹に妬く話もとてもよかった。追い剥ぎが気になるけど、それは次巻。
読了日:07月09日 著者:森 薫
乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)感想
騎馬戦(本当の意味での)!かっこえーかっこえー、敵なのにかっこえー!しかしアミルの兄アゼルのかっこよさときたら。その従兄弟の二人もまた魅力的。今回のことでアミルの村での立場が悪くならないかあらすじの時点で心配していたけど、杞憂だったよう。アゼルが村人を助けなかったらまた違ってたかもしれないけど。カルルクもすてきだった。続きが買いたかったなー。
読了日:07月09日 著者:森 薫
LIMBO THE KING(2) (KCx)LIMBO THE KING(2) (KCx)感想
謎がたくさんあってわくわくする。アメリカドラマに影響を受けているようだけど、確かにそんな感じ。ルネとアダムがいいコンビになってきていて楽しい。アダムにもルネにも何かありそうだ。
読了日:07月11日 著者:田中 相
羊毛フェルトのちいさくてかわいい動物たち羊毛フェルトのちいさくてかわいい動物たち感想
かわいいー!羊毛フェルトの本を眺めるのにハマってから、ずっと読みたかった本。ウールの布と羊毛フェルトなど異素材を組み合わせた動物や人間の小さな人形の作り方が書いてある。作者の方はチェコやロシアの人形アニメーションが好きらしく、だからこんなに惹かれるんだ!と感動した。わたしもその辺が好きなので。てんとう虫とマフラー熊がかわいかった。作ってみたいなー。
読了日:07月15日 著者:poppet

読書メーター

 

 乙嫁語りがとってもよかった! 書店に駆け込み、一気に最新刊まで買ってしまいました。まだ三冊読んでないけど。やはりカルルクのひいおばあさま魅力的ですよね~。大好きです。

 「LIMBO THE KING」の二巻も出てましたが、面白いバディーものでみんなに薦められる。特に海外サスペンスドラマ好きの人にはおすすめです。あっさりした絵柄だから誰でも違和感なく楽しめると思います。

 この漫画家さんでお薦めなのは、やはり短篇集と「千年万年りんごの子」。

千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス)

千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス)

 

  夫婦の関係が進展していく様がとてもいい。完全なハッピーエンドではないのですが、 このラストはとても味わい深くて好きです。

 今ハマっている漫画。

 

 どっちも作者の方が有名なんですが、いつもと趣向が違うからか売れていないらしい作品です。

 「群青にサイレン」は高校野球もの。女性誌掲載だからかBLっぽさがありますが、本当のBLではないからそちらに興味がない方でも楽しく読めると思います。内容は、暗いというか痛々しいまでの思春期の話です。小学生時代のリトルリーグで、いとこの空にピッチャーの座を奪われ、そのまま野球をやめてしまった修二という少年が主人公。高校入学と同時に空が現れ、野球部に誘われ、空の身長が伸びていないのを見て「今なら勝てる」と誘いに乗る修二。彼は豪速球を投げて野球部の面々を驚かせますが、いざ試合となると、過去のトラウマでイップスが出て、暴投を繰り返し、とうとう正確な球を投げる空と選手交代。その後もピッチャーになりたいがために努力を重ねますが、イップスは治らず、監督の思惑もあって彼はキャッチャーに選ばれ、空とバッテリーを組まされることに。

 ひたすら暗く、主人公が「俺ばっかり辛い」と思っているので、最初は共感しにくいですが、彼がキャッチャーに魅力を感じ始めるあたりから盛り上がってきます。のちに彼のイップスの原因も掘り下げられ、物語はとても深くなっていきます。わたしはキャッチャーになりたかったけれど、身体能力がないために諦めてマネージャーになろうとした玉井先輩に魅力を感じています。彼はキャッチャーを目指していただけあって周りを見る能力が高く、いい性格をしています。彼が二人を育てるんじゃないかな。とにかくいい作品なので皆読めばいいよ!

 作者は「いちご100%」で有名な河下水希さんです。これは少女漫画用の名義なので気づきにくいですが、あの美麗な絵で描かれる野球漫画はとても見やすくきれいです。

 

 「ダンス ダンス ダンス―ル」はバレエ男子の話。一巻は何となく昔観たバレエ少年の海外映画に筋が似ているのですが(お父さんが男らしさ推奨、バレエしたいけど皆に馬鹿にされる、主人公が格闘技をしていた)、二巻からとてもオリジナルです。こんなにお馬鹿男子中学生すれすれの芸術家気質を主人公にしたら、物語もギャグに進みそうなものですが、そうじゃないんだとわかります。彼は中学生からバレエを始めたけど資質が天才の域で、幼児期からバレエをしていた同世代からは嫉妬されるほど。でもバレエは資質が大事なので(見た目が評価の50%らしい)、そこは彼が目指すものを考えたらちゃんと考えてあります。4巻では幸せの絶頂だし……。読者に反感を抱かせないのは彼がお馬鹿だからですね。彼はへらへらしてて常にバレエのことを考えていて、学校でも「許される」タイプの少年で、作者のジョージ朝倉はそういう人を描くのが上手いなーと思います。というか、ジョージ朝倉は学校内のヒエラルキーを描くのが上手いしそういう人間関係を描くことも多いので、結構きつい描写もあります。そこのリアリティーも楽しむポイントではあります。

 色々書きましたが(そしてまとまりがない)、面白いからみんな読んでね!