らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

先月読んだ本。

 青空文庫の「キャラコさん」の短編を全て読んだことでかなり冊数を稼げました。活字本は13冊読んだことになってますが、製本した本で数えると四冊程度かな〜。でも今までと比較すれば大健闘です。頑張った私。というか最近読書がスムーズです。

2015年09月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:867ページ
ナイス数:63ナイス

▼9月に読んだ本一覧
http://bookmeter.com/u/75218/matome?invite_id=75218

 「クマの豆本製造ライン」を読んでペーパーバックの製本をし、「キャラコさん」が読めるようになったという感じですね。「キャラコさん」楽しかったです。親切なキャラコさんの行動には心を洗われます。戦時中らしいエピソードが多くて、割と今は受け入れられない性質の話もちらほらあったから、十蘭ブームなのに売られないのはそういう事情なのかなーと考えてみたり。まあ他に人気作品がありますしね。戦争があまり関係しない長編が読みたいけれど、十蘭という作家は従軍したことがあるくらいなのであまりないのかな。そもそも短編が素晴らしい作家なので、そこに期待すべきなのかな?
 「蜂蜜秘密」は可愛らしいファンタジーでした。妖精とか奥深い森の中の村とか養蜂とか花守りとか、現代日本人が書いたことを感じさせる工夫もありはしますが、日本人が思う西洋の児童文学イメージを踏襲している感じの。新しさはあまりなかったけれど、安心して読める安定感がありました。可愛い話が好きな人にはいいんではないかな。私は幻想文学とか西洋で作られた土着の感じがするファンタジーが好きなので、この架空っぽさは合うかなーって感じでしたが。
 「ガラスの街」は翻訳者を替えて二度目です。面白いですよねー。引っかかる部分がたくさんあって、終わったあと色々考えさせてくれます。オースターは「リヴァイアサン」や「ムーン・パレス」が好きなのですが、こういうシンプルな話も骨格や仕組みで勝負って感じでいいですよね。
 今は妹が誕生日プレゼントとしてくれる図書券を待ってます。ミルハウザーの新訳が読みたくて。別に自分で買ってもいいけど、妹からのプレゼントにしたいので。ありがたみが増すというか。妹、いつ帰省するのかな。そして「ある夢想者の肖像」はどんな内容だろう……。
 いい読書ができた月でした