らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

辞書。

 最近、現代日本語を読むと疲れるようになりました。何だろう。近すぎるのかな。うまく説明できませんが、とにかくわくわくしない。
 一方、去年の夏か秋から原書の「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」が一冊になった本を読んでいたのですが、しばらく放置していたのを最近また読み始めました。かなり面白いです。英語力が低すぎるので、英和辞典を引きながらえっちらおっちら読んでますが、わくわくします。翻訳で読むよりずっと面白い。
 あと、「新古今和歌集」も読んでます。意味は自分で勝手に考えます。岩波文庫の注釈がほぼないやつ。これも結構わくわくします。
 要するに、現代日本語からしばらく離れたいのかなあ、と思います。放出するように書くのは平気なんですけど、取り込むように読むのがちょっと……。「アリス」は児童書だし「新古今和歌集」は和歌の入門書的扱いだから、どっちも下手の横好きなんですけど、何か新鮮で楽しいんですよね。言葉と自分が離れているのがいいのかもしれません。例えるとしたら、親と一緒に住んでいて仲はよくとも窮屈だったけれど、一人暮らしを始めて何でも初めてだけど楽しい、という。
 たまには現代日本語から離れて冒険してみるのもいいですよね。時代を遡ったり海外に行ったりするのは、何も物語の内容だけのことではないですから。
 というわけで未だに今月読んだ本が宇宙の写真集だけだったりします(読むのがかなり遅い)。早くスティーヴン・ミルハウザーの作品を原書で読みたいです。初めての原書ミルハウザーをすらすら読むための英語修行だったりするので。和歌に関しては目標がありませんが、「雨月物語」や「和泉式部日記」のような昔読んで気に入った古語の文学を読み返したいなあと思ってはいます。
 ところで、しばらくは児童文学を読むつもりなので英和辞典で充分事足りるわけですが、この先を見据えて英英辞典を買ってしまいました……。でもいずれは必要だからいいかと……。
 「アリス」はあと40ページくらいです。読む速さは上がりましたが10ページ読むと頭が重くなるので最後のページが遠いです。頑張ります。