らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

「夢宮殿」面白いです。

そこには、選別室、解釈室、筆生室、監禁室、文書保存所等が扉を閉ざして並んでいた。国民の見た夢を分類し、解釈し、国家の存亡に関わる夢を選び出すこの機関に職を得た青年は、その歯車に組み込まれていく。国家が個人の無意識の世界にまで管理の手をのばす恐るべき世界を描いた、幻想と寓意に満ちた傑作。
  イスマイル・カダレ「夢宮殿」あらすじより

 高橋源一郎柴田元幸が翻訳を褒めていた作品。イスマイル・カダレはチェコの作家です。出だしから面白いです。描写が退屈しないし、翻訳も確かにスムーズ。続きが楽しみ。

夢宮殿 (創元ライブラリ)

夢宮殿 (創元ライブラリ)