らくだの日記

読んだ本の感想や、書いている小説についてのあれこれを語ります。

個人ウェブサイトの宣伝。

 別にカウンターを回しているわけではないので、何人来たかがわかるわけではないのですが、よくできたと思うので見てください。⇒abookshelfinthesea

 画像をふんだんに使ったサイトです。わたしが書いた小説用。一次創作です。小説はまだあまり載っていないですが、やる気のあるときにちょっとずつ載せていこうとまだやる気はあります。画像はできるたびにどんどん追加しています。

 文学フリマ福岡が来たら、特設ページを作ろうかなーどうしようかなーと思っています。めんどうだから、一時的なものは載せないでおこうかな……。迷ってます。まあやる気と時間次第。

 

 文フリ福岡用のお品書きは6月ごろに完成させてます。本も印刷会社さんが作って送ってくれました。なかなかの出来。今月末ごろに宣伝として載せようと思っています。このブログの宣伝効果はいまいちわからないけど、しないよりはいいでしょう。

過去の感想文。「いまファンタジーにできること」と「ケルトを巡る旅」。

 以前覚書としてEvernoteに書いていた感想文を載せてみようと思います。自分ではへー! となった感想文なんだけど、他の人にとってはそうでもないかも。

 

 まずはアーシュラ・K・ル=グウィン「いまファンタジーにできること」について。身も蓋もないですが、わたしはこの本を読んで「自分はファンタジーを読むのには向いてない」と確信しました。でもジャンルとしてのファンタジーに向いてないだけであって、SFやその他の文学作品から漂うファンタジーには惹かれるものがあります。ちなみにル=グウィン作品は読んだことないです。

いまファンタジーにできること

いまファンタジーにできること

 

  あんまりよくわからないまま読んでる。ファンタジーに慣れてないしあんまり読んだことがないからだと思う。動物物語のくだりはもう少し真面目に読んでおきたい。興味がある。

 結局102頁までのまとめとして、「ファンタジーは子供向けとは限らない、ファンタジー=児童文学というのは批評家の思い込み、均質化した社会では人間以外の他者とは出会いにくい、だから人はファンタジーを読む」ってことかな。それはわかるかな。わたしが幻想文学や児童文学を好むのは、違う世界の全く違う価値観の人々に出会いたいからかも。動物物語の今のところのまとめとして、動物物語を書くならユーモアや動物に沿った「正しい翻訳」が必要で、作者の言いたいことを動物に好き勝手に言わせてはならないってことかもしれない。まとめてみたら納得。でもこの人の言葉は意識的にまとめないとすんなり入ってこない。読んでいるうちは楽しいんだけど。
 ファンタジーにはあんまり向いていない気がする。この人があまり評価していないSFは好きだと思う。結局ファンタジーこそが至高とは限らない。この人も至高とまでは言ってないけど。未知に惹かれる人こそがファンタジーに向いていると思う。わたしは人間の新しい知識や可能性を秘めたSFや、能力としての想像力が試される幻想文学に惹かれる。結局わたしは人間が好きで、人間が興味の対象なのだなあ。
 今は半分だけ読んでるけど、図書館の期限は6日後。スタバじゃないと読めないし、休みはもうないから焦る。家で読めるようになりたいなあ。

  こんな感想でした。間違ってることを言ってるかもしれないけど、これがわたしの感想でした。

 続いて河合隼雄ケルトを巡る旅」の感想。河合隼雄はだいぶ前に亡くなった臨床心理学者です。 
ケルトを巡る旅 -神話と伝説の地 (講談社+α文庫)

ケルトを巡る旅 -神話と伝説の地 (講談社+α文庫)

 
 ピンと来たのが、河合氏が言っていることがこの間よみかけてやめたル=グウィン「いまファンタジーにできること」で書かれていたことに似ている、ということ。均質化した社会を憂えている点が非常に似ている。ル=グウィンは「だから人々はファンタジーの中に他者を見つけに行くのだ」という趣旨のことを言っていたが、河合氏は「キリスト教的な考えを広めるグローバリゼーションで均質化した社会の辺境に、それ以前の感覚が残っている」と言っていた。ル=グウィンの本、続き読みたくなってきたなー。
 最も合理的で最もヨーロッパ的な(土から離れたキリスト教的な)国がアメリカだと河合氏は言う。だからアメリカ人は「言葉で表現しない限り通じない」と考え、何もかも説明しようとすると。「言葉で表現しない限り……」って、最近日本でもよく見るなあ。だいぶアメリカナイズされているのではないだろうか。
 読んでいる内に、「強い文化こそが正しいわけではない」と感じ始めた。最近わたしは人権の問題から「人は他人を変えることができる」と思い込み、押し付けるようなことを言ったり否定したりしてきたが、間違っていたかもしれない。また、中国の文化人である宋氏の「モダンで強い中国礼賛」に影響を受けすぎて、日本もこうなるべきだと思っていたが、やはりあれは自然から離れすぎていていつか破綻を来すあり方だと思った。人間は土から離れてはいけないし、土から離れない人間を否定すべきでもない。自然から離れれば離れるほど、人間関係は困難になるし、心の問題は辛いものになっていく。
 魔女の項目。ドルイドの項目よりはよほどわかりやすい内容だった。魔女も河合さんも、「キリスト教や近代科学だけでは解決できないこと」があると言っている。魔女はその一つとして魔女の職業があり、河合さんも「何か」があるように言う。河合さんの場合はそれがもっと精神的なものや答えだと言っているのかもしれない。キリスト教や近代科学を全否定してはいけないのだという。大事なのはバランス、ということだろう(これはドルイドの項目で言っていた)。

  みたいな。スピリチュアルなことを言ってると思いますか? でも本を読んでいるときってトランス状態みたいなもので、本の世界が真実になってしまうんですよね。でもある程度の真実を含んでいる気がするんです。読んでみたら二冊の本の感想が繋がっていたから載せてみました。どっちも何か気づきがあるような気がしてよかったです(ただし「いまファンタジーに…」は途中)。以上。

先月読んだ本。

 先月は漫画オンリーです。

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:25
読んだページ数:4099
ナイス数:128

きょうは会社休みます。 1 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 1 (マーガレットコミックス)感想
何となく読んでみたらけっこう面白かった。主人公と歳が近いのでそれなりにその葛藤などわかる。主人公が33歳の割にはかわいい感じだけど、あんまりリアルな33歳にしたらそれこそ破滅の未来しか見えないのでこれでよかったのかなという気がする。一回り下の大学生といい感じになってしまう話なんだけど、中原アヤの「ダメな私に恋してください」みたいに財布にされなかっただけでも御の字…と思ってしまうタイプなので、最後まで読むかどうかは2巻か3巻までの展開によるかな。
読了日:08月06日 著者:藤村 真理
ダンス・ダンス・ダンスール 9 (ビッグコミックス)ダンス・ダンス・ダンスール 9 (ビッグコミックス)感想
面白かった!明日最新刊が出るのにこの9巻を読んでいないことに気づいて読んだらめっちゃくちゃに面白かった。バレエにおける基礎の大切さにようやく気づく潤平。自分のよさも知り、いざバレエコンクールへ。彼女の黒沢は確かにお胸が大きくて色っぽくてかわいいだろうけど、まだ前の彼女のことをちょっと引きずってるし彼女も動揺している様子。夏姫も明らかに潤平のことが好きだし、バレエ界隈だけでなく様々なところに女の子とのフラグがある潤平はモテるのもわかる。ただこのオチ!いっそ夏姫含めて三人でグランプリを獲ってほしい。
読了日:08月08日 著者:ジョージ朝倉
きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)感想
なにも考えずに楽しめるようになってきた。花笑の純粋さや物語の純愛っぷりは、結構いいものだ。でも三階のCEOに赤面するのはうかつすぎると思う。波風立たないのも物語として飽きやすくなってしまうとは思うけど。この三角関係で進んでいくのかな?後輩の女の子が絶対に口を滑らせるので、そこから色んなことが掻き乱されていくのだろうか。現代が舞台の恋愛もののマンガが久しぶりなので、わりといいものだなあと思ってる。
読了日:08月08日 著者:藤村 真理
少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)少女終末旅行 1巻 (バンチコミックス)感想
世界の終末に、少女二人が食料や燃料を補給しながら旅して回る話。ブックパスのお気に入りに入れていて忘れていたけど、読んでみたら面白かった。漫画では一般的なモノクロの紙面がこんなに似合う漫画があっただろうか。淡々としたチトとユーリが古代のドイツ車に乗って旅する様子は何だかほんのり楽しいが、ほんのり寂しい。食いしん坊で呑気で詩人で銃を持つユーリと、実際家で真面目で本が好きで仕切るほうのチトは、いい組み合わせだ。地図を作って回っているカナザワ以外の人間にも会えるといいな。
読了日:08月12日 著者:つくみず
きょうは会社休みます。 3 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 3 (マーガレットコミックス)感想
恋愛における結構普通のことを、33歳になって初めて経験していく主人公。わりと穏やかな日常が過ぎていくので、読み終わるころには内容を忘れる感じ。でもまあまあ心地よく読める。同い年くらいの朝尾と恋人の田之倉がそれぞれ能力高いのは少女マンガって感じだなあ。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 4 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 4 (マーガレットコミックス)感想
自己肯定感が増していく巻。同棲しようとかしないとか、他の男にプロポーズされたとかされないとか、のろけを聞かされている気になってきた。でも面白いです。主人公のお父さんがなかなかいいキャラ。バカみたいなお父さんだけど現実にいそう。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 5 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 5 (マーガレットコミックス)感想
急にとんでもない展開に。新人君が入ってから色々とヤバい。でもあのまま順調なお付き合いを見せられていても途中で飽きてたかも…。ラストが危険な香りなので、続きが楽しみ。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 6 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 6 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さんが結構マジっぽいのがまた。少女マンガだなあ。結婚するとかしないとかの話になってきたけど、田之倉君とはぐれて自分の進む(人生の)道が見えなくなるシーンはよかった。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 7 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 7 (マーガレットコミックス)感想
急激に面白くなってきた!波乱こそが恋愛マンガの醍醐味!朝尾がどう動くのかわからないけど、簡単に赤面する花笑はけっこうちょろい気がする。
読了日:08月14日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 8 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 8 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さんかわいそーーーー!ずっと満たされてる田之倉君より朝尾さんのほうに感情移入し始めた。花言葉がやたらめったら切ない。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 9 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 9 (マーガレットコミックス)感想
朝尾さん、かわいそうだったなあ…。でも与える恋愛しかしてこなかったから今の状況なのかも。早く氷見さんとくっついて幸せになってほしい。あと瞳ちゃん実はいい子。花笑をバカにしつつも好きだったんだなあ。それにしてもここからまだ四巻も続くのか、と思い始めた。朝尾さんと決着ついて田之倉君と幸せに、で終わるわけにはいかないのか。新しい部長めっちゃ怖いしどうなることやら。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 10 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 10 (マーガレットコミックス)感想
厳しい上司とのやり取りがずっと続く巻。面白かったけどまだ続くのか…?このマンガは人生論みたいなのをぶちこんでくる作品だけど、如月部長みたいなのが出てくると、何か違う気も…。結婚式まであと三巻ということ…?
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 11 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 11 (マーガレットコミックス)感想
歯科衛生士の子といい、内気で田之倉君のことを好きな国見さんといい、こじらせた女子が山ほど出てくる。国見さん、何となく応援したくなる。当て馬だろうけど。最後に登場した朝尾さんに大喜びしてしまったので、わたしは朝尾さんが好きなんだな…。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 12 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 12 (マーガレットコミックス)感想
国見さん、期待を裏切らない病みっぷり。桐野さんもヤバイことしてるし、色々すごいなー。朝尾さんはすっかりいい人枠に…。未練たらたらじゃないところが素晴らしい。次で最終巻。
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)感想
いやーよかったよかった!国見さん(と桐野さん)がプ女子になってよかった!みんな幸せで大団円!
読了日:08月15日 著者:藤村 真理
ダンス・ダンス・ダンスール (10) (ビッグコミックス)ダンス・ダンス・ダンスール (10) (ビッグコミックス)感想
流鶯にかけられた母や祖母の呪いが解けつつあり、千鶴さんに「ありがとう」と言える強さを身につけたことに感動する。バレエを尊重するロシアでなら輝けるかもしれない。がんばれ流鶯。一方潤平はコンクールで間違いのない演技をし、流鶯に「下手くそ」と言われてしまう…。確かに演技はできる範囲で抑えられ、輝いていないのはよくわかった。流鶯の「ザマァミロ」という気持ちで踊るバレエと、潤平の「バレエが大好きでたまらない」気持ちで踊るバレエ、両者を同時に見られるときがくるのはまだ先だろう。
読了日:08月17日 著者:ジョージ朝倉
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)感想
何となく読み始めたらとても面白かった。紙面がごちゃっとしてるのでわかりづらい気がして途中でやめようとしたけど、読み続けたらいい作品。家族を二度も失った桐山零が、やむを得ず自らの道とした将棋に関わりながら、ずっと人間関係などで悩み続けていく話。零は暗いし笑わないけど、何だかとても共感してしまう。辛いだけの人生を歩んできた零が、幸せになれるといいなあ。他の登場人物も色々と訳ありで気になる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)感想
零の叫びが心を掻き乱す巻だった。誰もが事情や弱さを持っているこの作品、弱さを盾に他人のせいにしちゃいけないよなあ…。でもそれが弱さか。だんだんこの作品のリズムというか空気というか、そういうものに馴染んできた。続きが気になる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)感想
おお、零が将棋と向き合い始めた。がつんと頭を殴られたような気にさせてくれる強い、正しい大人って大事だなあ。島田さん、最初は零のフィルターで地味な人に見えてたけど、今はかっこいい。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)感想
名人と対局する島田さんを通してとはいえ、トップの世界がかいま見えて熱い展開。これで零も一皮むけそう。楽しみ楽しみ。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)感想
「ロボットみたい」と言われてきた零が、段々人間らしく変わっていく。ひなたちゃんの言葉にはわたしも救われたなあ…。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)感想
いい話だ。零が優しくなっていくのも自分のことばかり考えなくなっていくのも、何だかわたしが救われる。新人王を獲れたのは不純な動機でも、前進するに必要なものだったと思う。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)感想
ついに宗谷名人と対局!ひなたちゃんのいじめも収まったしよかったよかった。しかしいじめる側の闇も怖いなあ。人を巻き込むし…。新しい担任が強い人でよかった。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)感想
柳原さんの闘いよかったなあ。年齢を重ねてもう無理というところでの最後のひと踏ん張り。こういう人は尊敬に値する。宗谷名人と対局した名残にふわふわとなる零もよかった。宗谷名人は才能と引き換えに現実との繋がりをほぼ失っているみたいなものだなあ。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ
3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)感想
土橋さんが対局に集中しすぎてロボット状態のままページが進み、こんな人なのかなーと思ってたら対局が終わると人間らしい人に戻っていたので、トップ棋士って化け物揃いなんだな…と思った。実際もこうなんじゃないかと思わされる。土橋さんの描写は特にリアリティーを感じる。
読了日:08月19日 著者:羽海野 チカ

読書メーター

 

 「ダンス・ダンス・ダンス―ル」の最新2巻よかったです。ぶわーっと才能や芸術に中てられる感覚、漫画なんだけど現実のように感じられる。男子のバレエ漫画で、バレエ観たことないけど、すごい! となりますよねー。すごい才能を目にしたとき、わたしたちは無力に立ち尽くすことしかできないのだ。

 

 「少女終末旅行」は、心乱されているときに読むのに向いていそうな漫画でした。世界の終わりを二人の少女が古代のドイツ車に乗って旅をするという話。淡々としているけど何だか心地よかったので、ウェイウェイな気分じゃないときにまた続きを読んでみうと思います。

 

 「きょうは会社休みます。」は、ちょっと退屈しつつ、主人公カップルに飽きてきつつ、主人公に横恋慕している朝尾さんが出るとテンション上がりつつ、な漫画でしたねー。読み終えてみれば朝尾さんにしか愛着がない。朝尾さんには幸せになってほしいです。

 

 「三月のライオン」は将棋漫画。作品名は知っていましたが、ここまですごい作品だとは思わず。孤独とかそれ故の世間知らずとか他人の気持ちを推し量れない自己中さとか、自分にぐさぐさ刺さって来る作品。でもそこから主人公がいい方向に進んでいくし、周りの登場人物たちがとても味のある「人間」なので楽しく読めましたね。いじめの話が印象的。あと柳原氏が主人公の回がじんと来ましたね。引退した仲間から託されたたすきの話。ただわたしには柳原さんと会長の区別がつかなんだ……。

 

 漫画ばかりでしたがなかなか濃いひと月でしたね。今月は「BEASTARS」の新刊が出たし(地方なのでまだ買ってません)、来月は「宝石の国」と飛浩隆「零號琴」が出るし、作品が目白押し。飛浩隆はもう少し積ん読減らしてから読もうぜと思ったけど、編集者の方が大絶賛しているから買わざるを得ないだろうよ。前に出た飛浩隆本は批評が主だったので、こっちを先に読もうかなーと思ってます。

BEASTARS(10)(少年チャンピオン・コミックス)

BEASTARS(10)(少年チャンピオン・コミックス)

 
宝石の国(9) 特装版: プレミアムKC

宝石の国(9) 特装版: プレミアムKC

 

 おっと「零號琴」は作品名すらちゃんと出ないですね。でも楽しみです。

 

 今読んでるのはこれです。

紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)

紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)

 

  中国人作家の作品集。最初の表題作が泣かせる。スタバで涙をこぼしそうになりました。中国人作家ならではの作品がたくさん入ってます。わたしは世界中の皆が「わたしの話だ」と思う無国籍な作品より、こういう作品のほうが好きかもしれないです。表題作はオリガミスト(折り紙愛好家)を喜ばせる折り紙小説でした。この本は日本だけの編集で出た本らしいですね。このシリーズの次の本は「もののあはれ」だし、次まで楽しみな作家です。今のところ短編二作しか読んでないけど、ケン・リュウ氏当たりです。

 というわけで、今月も読んでおります。

2000年代、韓国と共にあった思春期について。

 突然思い出して書きたくなってきたので書いてみます。

 

 わたしは1985年生まれで、日韓ワールドカップがあった2002年には17歳でした。あのころのことはもうはっきりと覚えていないのですが、日韓関係がごちゃごちゃし始めたのはよく覚えています。「ゴー宣」とか某巨大掲示板が大っぴらに流行り出したのもあのころ。思春期だったわたしは当然のことながら大いに影響を受け、韓国に対する複雑な思いを抱くようになったのもあのころです。

 どの順番でどの出来事が起こったのかわからないのですが、日韓ワールドカップが開催されることになってから、韓国という国の存在が突然強く出て来たのは覚えています。それまで韓国は地図上の隣国でしかなく、今のように経済大国でもなかったから、今一つ関心が持てなかったのです。もちろん従軍慰安婦の問題や日韓併合として教えられた歴史の事実も知っていました。今ほど議論の的にはなっておらず、ただ「日本は韓国などのアジアの国でひどいことをしたから、こういう風にデモがあるんだよ」と親に教えられてはいて、そうなんだ、と受け取っていました。そしてその感覚はあのころの日本人の心情として普通か、パーセンテージとして多くの人たちが持つ感覚だったと思います。

 

 日韓ワールドカップや、それに伴う嫌韓的な動き、インターネットの発達などが、それらを変えてしまった気がしています。某巨大掲示板は色んな事件と関わっていて恐ろしいものという認識だったので覗きはしなかったのですが、ゴー宣は一冊だけ読みました。どの本だったか明確に言えるのですが、書かないでおきます。韓国について今までと違うことを書いてあるその本には、価値観を大いに揺るがされました。本当はこうなんだ、と言われると、思春期の子供だったわたしは本来言われていることよりももっと信頼に足るような気がして半信半疑ながら信じてしまいました。

 その半信半疑の感覚が気持ち悪くて、何冊か本を買いました。「コリアン世界の旅」とか「悲しい日本人」とか、あと、北朝鮮脱北者日本大使館から突っぱねられた事件がショックで、一冊それについて書かれたルポルタージュを読んだかな。

 コリアン世界の旅はそのころの愛読書で、今も持っています。もう内容はちゃんと覚えていないのですが。「悲しい日本人」は、これが韓国でベストセラーだと知ってショックを受けた記憶があります。韓国の人はこう日本人を見てるんだなと。

コリアン世界の旅 (講談社文庫)

コリアン世界の旅 (講談社文庫)

 
悲しい日本人(イルボヌン オプタ)

悲しい日本人(イルボヌン オプタ)

 

 

 NAVERの日韓翻訳掲示板にもよく行ってました。半信半疑の状態のせいで、そこで暴れるネトウヨたちに気持ちとして同調してしまったりしたけれど、何気なく投稿したペットの写真を罵倒されたり、普通のことを言っているのに否定されたり、「韓国人って嫌な人多いな」と自分でも思ったりしました。でも、わたしがよく見ていたスレッドは平和なもので、歴史板では日本人と韓国人がお互いに罵倒し合っていたのは確かなので、それは間違った考え方なのだろうなと今はわかります(歴史板からよく嫌な人たちが来てましたし)。

 

 日韓翻訳掲示板で印象的だったことがあって、誰が立てたスレッドかわからないのですが、あるスレッドで韓国人の男性と二人で話したことがあります。人気のないスレッドで、自然とお互いのことを簡単に話すことになったのです。

 男性は明日から軍隊に入ると言っていました。わたしは興味深く話を聞き、別に馬鹿にしたりからかったりはしなかったのだけれど、今思えば軍隊に入る前のメランコリックであろう気分のときに異国の(それも翻訳掲示板で争いの絶えない相手国の)女子高生と話してどういう気分になったのだろうと思ったりします。もっとふさわしい相手がいたと思うのですが、結構遅い時間までわたしとその男性は話をしました。

 未だにあのときの感覚は残っています。不思議な感じでした。内容はさっぱりおぼえていないのですが……。あれはわたしの中の半信半疑で理屈だけの韓国が、違う方向から形作られた瞬間だと思います。

 

 そんな風にぐらぐらと揺れながら、わたしは異文化について学びたいと思うようになりました。比較文化をやりたいなと考え、なのに大学を受けるときにちゃんと調べずに文学系の学科に入ってしまいました(アホなので)。

 そんなこんなで文学系の研究をしたりしなかったりしながら大学生活を送ったのですが、そこでも色んないい経験ができました。先生たちの中には韓国人のおっとりした女性がいてそこでも韓国人のイメージができましたし、同じコースの留学生(日本語完璧)にも韓国人の男性がいましたし(ただしあまり関わっていない)。

 

 やっぱり一対一で関わってみることが大事なのかなあ、と思ったりしています。韓国人は、日本人は、とひとくくりにすることは不可能で、それぞれ違う人生を歩んでいるし価値観も個々違う。想像で相手を語ることほど愚かで失礼なことはないと思います。

 とはいっても韓国人の先生が素敵だったというのに、半信半疑の状態はずっと抜けず、先生と韓国人を別物として嫌韓気味だったのは確かです。その呪いを解くのもインターネットなのですが。韓国のポップスを愛する10代・20代の子の夢中な様子を見たり、韓国人本人の言葉を読んだり、本当に好きだと思える韓国人アーティストを知ったり、インターネットは色々なことを教えてくれました。やっぱり知ることは大事なんだなと思います。

 

 こんなに韓国に興味があるのに行ったことがないのは残念ですが、いずれ行ってみたいとは思います。その時こそ、偏見や思い込みが本当の意味で消えるんじゃないかと思ったりします。

 外国、行ったことほぼないですけどねー。修学旅行の北京のみ。

 まあ、気楽に気の向くままに、知るための行動をやっていきたいと思っています。おわり。

たまには創作の話をしてみる。

 最近創作意欲が戻ってきまして、書いてます。みっつも!

kakuyomu.jp

kakuyomu.jp

kakuyomu.jp

 「蜂蜜製造機弐号」はずっと書いてる書いてる言ってましたが、他のはわりと最近連載を始めました。

 

 「蜂蜜製造機弐号」は、恋愛や友情を知らない普通の女の子(ただしぼっち)が、色んな人に助けられたり葛藤したりしつつ、自分の愛する人や生きる道を見つけるという、壮大な青春恋愛小説です。一人称小説なのですが、色んな人の視点で書いていき、結構長くなる予定です。

 体調が悪かったときに色々重なって書けなくなりましたが、健康になったころに読み返してみたらわたしとしては結構面白い気がしてきたので続きを書き始めました。もうすぐ主人公歌子の一人称が終わり、歌子をいじめる怜佳の一人称を始めようかなと思っています。

 

 「山井は今日もバイト」は、気に入ってる掌編を無理矢理連載にしたという代物です。掌編の割に登場人物が多かったし、広げやすかったのですね。

 美しい髪を持つ花子ちゃんと、その髪に惹かれた髪フェチ山井君のコミカルな恋愛ものです。重い話はほとんどなし。何故ならわたしが明るい話を書きたいときに書く作品だからです。暗い話を書きたいときは「砂糖細工の船」か「蜂蜜製造機弐号」に行きますわ。

 

 「砂糖細工の船」はまだ導入部で登場人物も揃っていないですが、少年があがいてあがいてついに墜ちてしまう様を描きたいなーと思って書いてます。断言しよう。バッドエンドです。ただしバッドエンドらしいバッドエンドじゃないと思います。

 砂糖でできた船に住む、何故か様々な時代の人々。そこに迷い込んだ少年(と猫)。彼らの視点で船の様子や物語を追っていきたいと思っています。砂糖のように甘い毒を。

 

 あとですね、最終章付近をその前の章の四年以上あとに投稿したという事情で全然読まれていないこれを読んでほしい(小説家になろう)。

「COLORS―15歳、4人の日記―」https://ncode.syosetu.com/n0674bm/

 あらすじはこちら。

 

第1章 steel gray

 未来のドーム都市に住むトウジは、過呼吸症候群であることを隠しながら優秀な技術者になるべく学校に通っている。あるときいつも行く場所で意外なものを見つけた。それはトウジに希望を与えるものだった。

第2章 canary yellow

 森で囲まれた場所に建つ二軒の洋館。沙良はその内一軒に住んでいる。日々は隣家の息子である静雄が育てた薔薇を待ち、楽しむうちに過ぎていく。一見満ち足りているが、彼女には大きな不満がある。それは自分のあとを追いかけてくる奇妙なもののこと。そして、その向こうにいる人間たちのこと。

第3章 ruby red

 ライラは夢を見る。彼女が見る夢の世界は他人のそれと繋がっていて、彼女は眠りながらにして誰かに会うことができる。理想の夢だ。しかしそれは彼女の逃避の手段だ。現実の世界では、彼女はいつも追い詰められているのだ。

第4章 summer green

 夏の休暇の時期が来た。聡一郎は恋人のオリビアにインターネットのとあるサイトを見せられる。そこには大勢の少年少女の日記が載っていた。聡一郎はその中にトウジ、沙良、ライラ、そして自分自身が書いた日記を見つける。

――四人の少年少女の鮮烈な色の記憶。

 

 実は最終章が別にあるのだ……。この最終章は自分の中でナシ寄りになってきていて、全部書き直したい気分です。第1章と第4章はこのままの流れで大きく変えたい。第2章はわりと気に入っているので問題点を軽く直してみたい。第3章は体調の悪いときに書いてそのままなので、大きく変えたい。って感じですね。要は書き直したい。

 感想をいただければ……。

 わたしが一番気に入っている主人公は、第4章の宮岸聡一郎ですね。第1章のトウジ・ローゼンミュラーは冷静で大人しい。聡一郎は優等生と見せかけて内面はぐちゃぐちゃなところがいいと思っています。女の子たち(沙良とライラ)は内面がぐちゃぐちゃなのをはっきり表しているので、好き嫌いが分かれそうですね。

 というわけで、久々の作品紹介でした。

先月読んだ本。

 山尾悠子の「飛ぶ孔雀」を読み終えられたのはとても嬉しかったです。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:963
ナイス数:27

はっか油の愉しみはっか油の愉しみ感想
ハッカ油の使い道に困っているので買った。ハッカ水でうがいするのはいいと思うので真似しよう。でもあとのレシピはわたしには向いてない。シャンプーや洗剤まで作るのはなあ…。あと、この著者のポジティブすぎる思考についていけず、エピソードページは早々にリタイアしてレシピだけ読んだ。
読了日:07月01日 著者:前田 京子
BEASTARS 9 (少年チャンピオン・コミックス)BEASTARS 9 (少年チャンピオン・コミックス)感想
よかった。犯人にも犯人の苦しみがあるんだなあ。友情とは。自分の全てを受け入れてくれる人がどこかにいると錯覚してしまうのが思春期ということだろうか。冒頭に衝撃の事件。信頼されているレゴシはさすが。レゴシの血筋がとても気になる。あとハルと触れ合うジュノとブラジャー丸見えなのにTシャツで鼻水を拭くハル、は両者のよさが出たいいシーンだったなあ。ハルとルイはどうなっちゃうのかな?気になるラスト。気持ちをざわざわさせるのがこの作品の特徴だけど、今回はざわざわだけで構成されている感じ。しっぽブンブンレゴシがかわいい。
読了日:07月13日 著者:板垣巴留
王国物語 1 (ヤングジャンプコミックス)王国物語 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
雰囲気があって面白かった。双子の兄弟の話と王と側近の話。ファンタジーや異国情緒を楽しむ作品で、ストーリーはシンプル。でも色々想像が膨らむ良作。続きが楽しみ。
読了日:07月23日 著者:中村 明日美子
LIMBO THE KING(4) (KCx)LIMBO THE KING(4) (KCx)感想
めっちゃくちゃに面白くなってきた。トラヴィスの企み、LIMBO内での戦い、ルネの過去。ルネとアンジェラの関係がとてもよかった。アンジェラ、結構年上だったのね。もうひとつ年の差関係があって、少女ダイバーのゾエとそのコンパニオンのセスの関係もとてもいい。ゾエはセスを信頼してるだけという感じだけど、セスのゾエに対する執着は何かすごく好み。しかしひどい企みだ。ルネが人間不信なのもわかる。
読了日:07月28日 著者:田中 相
群青にサイレン 8 (マーガレットコミックス)群青にサイレン 8 (マーガレットコミックス)感想
三年生が抜けて、新入部員が続々。チャラいアベレージバッターに修二のピッチャーとしての能力に期待して入ったキャッチャー経験者(しかも上手い)。空とバッテリーを組んでキャッチャーとしてやってきたいと思っていたのに、また揺さぶられる。うじうじ修二は確かに協調性はないけど、このうじうじ感はすごく共感してしまう。新しいキャッチャーにピッチャーやってみろと言われてヒステリックに拒否してしまうのも、色んな苛立ちが共感できてこっちまで痛い。角ヶ谷も色々あるんだろうけど、ずっとジト目だったなあ。何が理由なのか。
読了日:07月28日 著者:桃栗 みかん
飛ぶ孔雀飛ぶ孔雀感想
すごく面白かった。が、ほとんどわかっていないのではないか。面白く感じたのは物語のしっぽに必死でしがみついていたからで、手を離したら全くわからない類いの物語ではないか。第一章の女たちが主人公の物語から、KとQの男たちが印象的な二章への繋がりはおぼろげなものだと思うのだけど、それでも繋がっていると思える不思議。多分多すぎる登場人物(特に女たち)の名前もちゃんと覚えていないのだけど、それでも面白かった。脳みそがよく運動した感じの読書。
読了日:07月29日 著者:山尾 悠子

読書メーター

 

 「はっか油の愉しみ」は正直合わなくて買ったことを後悔した本ですが、まあいいや。勉強代ってことで。

 

 「BEASTARS」は本当によかった。動物たちの食う食われると人間的な青春が混ざり合うとこうなるんだなという化学反応の結果というか。レゴシは肉食動物を悪と捉えがちな面がありますが、他の肉食の仲間たちのいいところがたくさん出てきている最近ですし、きっとそう考えなくなるんだろうなと思います。悪とか正義とかじゃなく、もっと違う方向に物語は転んでいくんじゃないかなー。

 

 「王国物語」もよかったです。絵も美しいしストーリーも毒があって耽美。導入部って感じですが、双子の王の話に宦官風の侍従の話となかなか面白い。コマ割りやセリフがやかましくないのに雄弁に語る感じで、さすがは中村明日美子って感じです。続き、買います。

 同時発売の「Aの劇場」は近くのTSUTAYAにはなかったので諦めました。大型本持ってるし、まあいいかと。小さいほうが読み返しやすくていいとは思うのですが、本棚もパンパンだしねと。

 

 「LIMBO THE KING」は正直今まで舐めてましたという感じ。とても面白いです。勢いがどっとついてきました。他人の記憶の世界に飛び込んでトラウマに対処する場面がよくあるのですが、消してしまってはいけないんですね、トラウマ。トラウマもその人を作っている大事な要素の一つだし、確かに消してはいけない気がする。

 今回は周りの策略に陥れられる回。いいところで終わってしまいました。作者の田中相さんのTwitterによると8月7日からコミックDAYS(アプリ。サイトもあり)で連載スタートみたいです(無料だったかはわからないけど)。雑誌ITANが休刊みたいで。雑誌は読んでなかったけどITANの作品をたくさん読んでいたので寂しいな。明後日を楽しみにしてます。

 

 「群青にサイレン」もまた新たなうじうじモードに入りましたが、これぞ修二ですね。うじうじするのが青春だ。相変わらず退屈しないうじうじで、角ヶ谷もじっとり修二を見つめてくるし、皆大変だなーと。先輩たちも色んなコンプレックスと戦っていて、乗り越えられないまでもあがいているのがとてもさわやかだなーと。続きが楽しみ。

 

 「飛ぶ孔雀」はもうややっこしくて覚えてないし、作者もストーリーを覚えてね! って感じでもないので気にしていないのですが、面白かったです。脳みその運動です、まさに。不細工なPはどこ行ったんかなあと思ったら、第一章のみの登場人物だったのかなあと。BとかGとかKとかQとかタエとかトエとか覚えらんないって! と思いつつも何となく覚えて最後までどうにかしがみつくことができました。これは再読しないとわからないけどしばらくはそんな気力ないです。

 

 今はこれ読みたいなと思って用意してます。積んでたやつ。

ドレス

ドレス

 

 狂気が溢れる帯とかとてもいいですよね。表紙も好き。何より藤野可織は「おはなしして子ちゃん」でわりと好きになってます。期待。

 あとこれも読みかけてます。

If Only

If Only

 

 英語の勉強として読んでます。三十代の始まりだからこそ、何か頑張っておきたいなあと思い。

 翻訳されて「さよなら、ママ」という本になってるみたいです。母を喪った女の子が、ママの好きだった日本を旅して癒される話。

さよなら、ママ

さよなら、ママ

 

 洋書を読み切れなくて諦めたときは翻訳がある、というレベル最低の闘争心でがんばります。

「BEASTARS」9巻、やっと読めた。

 何て面白いんでしょう。

 出てきましたね、奴が。でもどうやらこの話は勧善懲悪とは違う方向に行きそう。レゴシも草食動物にばかり心を寄せていて、肉食動物を邪悪な化け物としか見てない節がありますもんね。肉食動物だって悩んでいるし、苦しんでいる。自分がある程度大丈夫だからって(あるいは過去に理由があるのかな?)、それを無視したり軽視したりしている気がします。

 それでもレゴシの可愛さは最高です。レゴシのことだから苦しみながらも真実を超えたところにたどり着いてくれるものと思います。

 9巻を読んでから1巻から読み返したんですが、ハルとジュノはお互いに羨望しているんですね。ハルは肉食動物に、ジュノは草食動物に敵わないと思っている。もう友達になっちゃえよ。実際9巻でのやり取りはとてもフランクでよかったです。

 

 今は山尾悠子の「飛ぶ孔雀」を持ち歩いてますが、暑すぎてスタバに寄れず、読めてません。

飛ぶ孔雀

飛ぶ孔雀

 

 家だと家族とテレビを見ているだけで満足してしまうからよくない。もっと自分を孤独にしないと読書が進まないだけでなく色々よくないと思う……。

 なので明日はスタバに寄りたいなー。今日はPCいじっただけですがスタバで過ごせて満足です。桃のフラペチーノの試食が配られてとてもラッキーでした。おいしかったので20日以降(20日から飲めるんです)また行きたいです。明日は桃のフラペチーノ出てないしフラペチーノはカロリーヤバいので何かカロリー低いのを飲みます。

 「飛ぶ孔雀」は理解可能なような不可能なような出来事が絶妙のバランスで進んでいくので、読書初心者には向かないけど面白いですよ。早く読み終わりたい。単行本だから厚みの割には早く読み進めているので、あと二回スタバに行ったら読み終わるんじゃないかな。楽しみ。

 

 災害持ち出し袋を作らなきゃ! と思い詰めていた時期は過ぎました。大きな災害が起こるたびに不安になるので、いかんなあ。でも災害持ち出し袋は非常時には有用だし作っておいて損はないと思うので、ぼちぼち作っていこうと思います。被災地が早く復興しますように。暑さも和らぎますように。